日本の空港の水際対策の意味はあるのか? スペイン・日本の入院者・死者数は?

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日本入国・帰国には、今だに、ワクチン証明書か、PCR検査の陰性証明が必要です。

 

スペインもニュースではまったく報道されませんが、スペイン政府は新型コロナウイルス感染情報を集め、毎週発表しています。

日本は感染爆発のイメージなので、スペイン・日本両国の、新型コロナウイルスの入院患者数や、死者数を調べてみました。

 

 

 

死者数は1週間の合計。

入院者数もしくは入院治療などを要する者は、それぞれ1月末の記載日での数字です。

(どちらも上記webに発表されている最新データです)

 

 

・・・

 

これを見ながら、現地ガイドとして疑問に思ったことは2点。

日本もこれだけ感染者が多いのに、空港の水際対策をする意味はあるのだろうか。

 

パンデミック始まった頃で、日本国内に少なかった時なら分かるんですが、、、。

 

・・

ただ、日本は医療ひっ迫していそうです。パンデミック発生から3年もたつのに、他国を見て対策を考えてこなかったのか!とは思いますが、「コロナ患者の受け入れ先は公立病院」と担当がはっきりとしていたスペインと違い、日本は受け入れ先が心配。

 

1人でも陽性者がいるなら帰国しないでくれ!という理由も、医療ひっ迫を考えると理解できます。

でもそこでもう1つの疑問。

 

現在団体ツアー客では、私の担当するお客様の99%はワクチン接種済みです。

ワクチン未接種者は1%にも満たないのですが、PCR検査で陽性検査が出て帰国できないお客様がいらっしゃいました。

熱もなく無症状で、元気ぴんぴんの若者です。医療機関に迷惑をかける様子もありません。

 

一方、残りの団体ツアー客はワクチン接種しているからPCR検査は不要で日本に帰国できます。でも、明らかに毎日毎日同じバス(窓もない)で団体旅行をしてきて食事も共にしてきた濃厚接触者で、陽性かもしれない人々なんです。こちらの方がずーっと人数が多く、高齢者も混じっています。

 

・・

スペイン・カタルーニャ州で一時期、レストラン入店にワクチン証明が必要になった時を思い出しました。

あの時はオミクロンが流行してた頃。ワクチン接種済みの人々のコロナ感染も多かった頃です。

 

裁判所から、「ワクチン接種者も感染し陽性が多く出ているのだから、接種者だけ入店を許可することはコロナ対策になっていない」との理由で却下され、カタルーニャ州も争わず撤回しました。それはその通りだなと思ったのでしょう。

 

 

この件を知っているので、余計に、意味があるのかな?と考えてしまいますね。

 

スペイン(カタルーニャ)の名前と名字・苗字の成り立ち、その使い方について

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バルセロナで活躍をした3大モデルニスム建築家のひとりはガウディです。フルネームはAntoni Gaudí i Cornet(アントニ・ガウディ・イ・コルネッ)。

 

i はスペイン語のY(イ)、英語の&にあたりますが、iで囲まれた2つの名前は第一名字と第二名字です。つまり、Antoni Gaudí i Cornetは、名前+第一名字+第2名字。第一名字は父方の名字、第二名字は母方の名字が使われるのが普通ですが、母方の名字を第一名字に選ぶこともできます。

 

疑問に思うようになったのですが、3大モデルニスム建築家の他の2人は、

Lluís Domènech i Montaner

Josep Puig i Cadafalch

と言います。

 

これをモンタネール(ムンタネール)、もしくはカダファルクと日本語で呼ぶことがあるんです。

これは第二名字だけで呼んでることになり、名前の呼び方としては一番不適切な気がします。というのは、アントニ・ガウディでも分かるように、フルネームで省略するときは第₂名字を省略することの方が多いからです。正式書類に書く場所があるぐらいで、第二名字だけ、で人から呼ばれることもありません。名字をひとつだけ言うならば、第一名字を使います。

 

Lluís Domènech i Montaner

であれば、リュイスとお友達に呼ばれる。

一般的には、リュイス・ドメネックが一番使われる。

名字だけで使われる場合は。ドメネック、もしくはドメネック・イ・ムンタネールと使う。

しかし、ムンタネール(モンタネール)だけ、では使いません。例外は同じ苗字の人がいて、区別する時ぐらいです。

 

 

Josep Puig i Cadafalchも同様です。

ジュゼップ(ジョセップ)と呼ぶ。ジュゼッピ・プッチが一番使われる。プッチ、もしくは、プッチ・イ・カダファルクと名字だけが紹介文などで使われる。

でも、カダファルクだけ、では呼びません。例外は同じ苗字がいるか。

あとはピカソのように母方の名字を本人が好んで使うか。

 

 

そもそも、海外の有名人の名前を書く時、第二名字は最初から省略されて日本で伝わることがほとんどです。

アントニ・ガウディが、本当は、コルネーっという第二名字を持つこと自体知られません。

画家のフランシスコ・デ・ゴヤも、Francisco José de Goya y Lucientes(第一名前+第二名前+第一名字+第二名字)ですが、第二の名前も名字も伝わっていません。ミロだってJoan Miró i Ferrà 第二名字は伝わっていません。

 

ただ確かにモデルニスムの建築の二人は、よくフルネームで紹介されています。これはそれだけで伝わるほど有名ではないのと、似た名前の人がいるなどの理由で、フルネームで書いた方がわかりやすかったのだと思います。

 

 

ただ、これを一番最後にあるから名字だろうと思って、日本人が使ってしまうところに間違いが出てきます。

iのあとは省略していい名字!と覚えておきましょう。

 

・・・・

ちなみに、私は10年ぐらい前にとあるガイドブックのチェックのお仕事をしたことがありますが、

Domènech i Montaner

をドメネクとモンタネールという二人の建築家が作ったと書いてありました。(笑)

i(&)から二人だと思ってしまったんですね。名前の成り立ちを知っているとそういう勘違いがなくなります。

 

私もモンタネールやカダファルクと省略する言い方に、つられてしまい、一時期カダファルクだけで使った気がするので、これからはちゃんと注意します。

 


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海外旅行保険は絶対に入るべし!転んで骨折して海外で何百万円分を支払うことになる!

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海外旅行中にもっともツライ体験は海外での怪我・病気による手術や入院ですが、ガイド仲間で「本当に良かったよねー」と話題になり、重要性をひしひしと感じるのは海外旅行保険の有無です。緊急手術で日本から飛んできた奥様が「預金を解約しないと」とおっしゃるほどの高額料金を支払わされます。旅行者は他国で100%実費な上に、海外の医療費は高いですからね。

 

旅行中に病気やケガなんて滅多にないこと・・と思われがちですが、けっこう私達ガイドは病院通訳で緊急に呼ばれることがあります。病気は確率として本当に不思議ですが、緊急手術をしないと死ぬところだったという場合もあります。急激な環境の変化、飛行機の上空の気圧、旅行前・旅行中の無理のしすぎ、も一部関係するような気もします。もちろん人間は日本だろうが海外だろうが、いつでも急に倒れる可能性があると考えるべきなのでしょう。

 

 

怪我はもっと頻繁です。バスルームで転んだ、外で転んだ、転んだだけで若い方でも骨折となり金属が入る手術をされることもあります。石畳や石の建物など古くて硬い素材なので、日本よりも怪我がしやすいのだと思います。バスルームも足が届きにくい滑りやすいなど日本ではありえない仕様だったりします。日本だったら苦情がいくような地面の段差が長年、そのままになってることもあります。

 

あなたの知らない言語なら通訳費用も必要だし、日本から家族がいらっしゃるならその緊急飛行機代も必要です。

 

手術後の骨折でも、帰国するにはビジネスクラスの予約が必要で、医者が同行します。旅行中の新しいケガと思われる場合、航空会社がチェックインカウンターで搭乗を拒否してきます。医者の保証や医者・看護婦同行が必要なんです。
 

世界の中でスペインは医療費は安い方だと思うし、昔は公立病院では旅行者も無料で診察が受けられました。払いたいと言っても公立は無料だから金額が分からないと言って払えなかったものです(笑)が、今は外国人からもお金は取るようになりました。

 

 

ネットで見ていたら、アメリカで骨折した費用の話が出ていたので、ぜひ読んでみてください。本当にこの通りです。

海外旅行で骨折したら目玉が飛び出るほどのおカネがかかった話。

 

 

ちなみにこの話は登山ですが、怪我のリスクがあると思われるスポーツによってはクレジットカードに付帯の保険では除外されることも多いので、条件をきちんと読みましょう。楽天カードの条件も2020年10月に改正となり、海外旅行パッケージツアーの支払いを当該カードで払わなかった場合は海外旅行傷害保険が一切適用されないことになりました。

 

 

いつも保険に加入してきたけれど、何もないから今回は入ってこなかった・・。そういう時に限って事件は起きるものです。

いつも何もない。払い損だった!と思うべきじゃありません。そのおかげで、3000円、5000円ぽっちの掛け金が、いざという時に何百万円というお金に化けてくれるのです。

 

みんなが捨て金もったいない、、と思って保険を掛けなかったら、保険会社は潰れます。

健康保険や年金や積立保険で皆さん毎月支払いをしていますよね!?海外旅行では旅行のたびに保険にかけるのが月々の支払い代わりと考え、単発で支払えるお得な保険だと考えましょう。

 

 

ちなみに病気やケガ以外にも、

・盗難に遭った

・カメラを落として割った

・バスタブにお湯を入れて眠ってしまい、下の階まで水浸しにした

・飛行機のキャンセルや6時間以上の遅延

などの携帯品や賠償や飛行機に関するトラブルもスペインではあるあるです。こういった保険も存在しますので、保険を使う機会はスペインではよくあります。

 

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不審者扱いだったマスクが、とうとう観光用おみやげに!?

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花粉症の時期に空港でツアー団体を待っていて、マスク姿の日本人がパラパラ出てくると、ひそひそ声が聞こえていたスペイン。。。

 

勇気のある(?)スペイン人は、つつっと私に近寄ってきて、

「あの人はどうしてマスクをしているのか」

「病気なのか」などと聞いてきたものでした。

 

そういえば、グエル公園の中にある唯一の個人宅トリアス邸にいた庭師さんから突然聞かれたこともあったなあ。

(ご一緒していた個人のお客様がマスクをしてらっしゃった)

 

 

こちらではお医者さんしかマスクをしないので、不審に思うか、怖い・・と思ってるような反応でした。

 

・・

 

そんなスペインで、まさかマスク新商品が話題になる日が来ようとは。

なんとサッカーチームのバルサ(FCバルセロナ)も、マスクを発売するというのです。

写真はサッカー雑誌 Football ZONEより。本記事はこちらよりどうぞ!

さすが。クォリテティーの高そうなマスクですね!

 

 

デザイナーたちも続々、マスク生産しはじめました。

その代表がアガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ。

 

アガタご本人。(写真はMujeres Hoyから)雑誌の表紙になったよう。

 

アガタはスーパーLIDLと提携すると発表されました。

 

(LaGuiaGoより)

 

かわいい!

2枚で3.99ユーロ。そのうち1ユーロはLIDLから Save The Children.への寄付になるそうです。

 

 

こんなマスクが出てきたら、これからスペイン土産はマスクになりそう!?

 

お客様から要望の高い、

軽くて、小さくて、安い、おみやげに、マスクってぴったりですよね!!

スーツケースの場所をしめないから、買う方にとっても嬉しいおみやげになりそうです。

 

・・・

 

・・と思っていたら、お隣のポルトガルはすでに観光用のマスクが発売されて、大使館内で販売されているそうです。

 

これ、いいですねー!

ポルトガルは土産グッズを見て思うのですが、スペインよりセンスがあって素敵です。

 

 

この顔バージョンのやつをつけた写真を見せてもらいましたが、

顔に顔で、笑えます。これはおしゃれじゃありませんが、、。

 

スペインもこれから観光地のマスク商品が増えていくかもしれませんね!?

 

 

トラブル例 ー サグラダファミリアで、よく忘れ物・落とし物!

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サグラダファミリアの荷物検査で、高級時計を忘れたときのトラブルエピソードをお伝えしましたが(詳細はこちら)

 

 

観光地での忘れ物や落とし物は多いです。

 

印象的なものは次の例。

 

荷物検査場で、首から下げた貴重品の入った袋を忘れた。

→パスポートが入っていたのに、忘れたことにも気づかず、お客様はのんきに写真を撮っていた。添乗員が気づいて、持ってきた。

 

・荷物検査場で、イヤリングを落とした。

(注)団体ツアーではイヤホンガイドをもっており、荷物検査でそれも外します。首から外すときにひっかかって、イヤリングを落としやすくなるよう。→添乗員がトレーにあるのに気づいて、持ってきた。

 

中央の椅子に座っている時に、ポケットからアイフォンを落とした。

→お客様はなんと観光が終わって外に出たあとに気づきました。絶対アイフォンは戻ってこないと思っていましたが、ダメもとで、外から案内所(遺失物が届けられる)に聞いてみたところ、なんと、遺失物として届いてました。もらう前にアイフォンの型やカバーを伝え、もらう際は紙に記入したりが必要でした。

 

・トイレのドアに、サグラダファミリアのショップで買ったものをひっかけて、忘れた。

→ 戻っても品物はなく、案内所で聞いてみたが、結局、見つからず。

 

 

 

スーツケースは紛失することがある+Fragileのタグを付けてほしい場合

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飛行機に預けたスーツケースが届かないことはわりと良くあります

ほとんどが当日か翌日には到着しますが、完全に紛失したケースも、ごくまれにあります。

 

バルセロナ空港で、昔、「持ち主が分からないスーツケース倉庫」に行ったことが一度だけあります。

名前が書いていないのでわからないままの、大量のスーツケースがありました。

 

最近の航空会社の荷物タグは、とても手ではちぎれないほど、強力です。タグに個人名も記載される時代になりました。

永遠に紛失の可能性はほどんどなくなったかもしれません。ただ航空会社じゃなくても、バスの移動時、ホテルで紛失・・もありえますからね。

 

念には念を入れ、私はタグ以外にも、名前を2種類つけています。

シールと名札タグと。

名札タグは中身を開くと、日本とスペインの連絡先の電話番号と、メールアドレスが書いてあります。

見つけてくれた方が連絡くれますようにと。

 

そんなことしてる人いるのかな?と思っていたところ、

すごいスーツケースを見かけました!

 

 

バルセロナの空港で。

 

(たぶん)自分の名前と、電話番号が、大胆にも書かれています!

みんなに個人情報がばれてしまう!(赤色で一部消しました)

 

それから、もっと笑ったのがFragile!の文字!

Fragileをつけてほしいと飛行機のチェックイン時に頼んで来る方はわりといらっしゃいます。

たぶんつけたとしても、ボンボン、海外では裏で手荒に扱っています。

気休めかもしれません。

 

それでも聞いてみますが、バルセロナの空港ではほとんどの場合、「ない」といわれます。

(有無を言わさず、HEAVYのタグをつけられることはあります)

 

そんな時、

自己アピールで、シールで自作のFragileを貼っておく手はありかもしれません?

 

うン10年ガイドをやっていて、初めてみたケースだったので、お知らせしました。

旅のトラブル集 / パスポートの取り違え事件

JUGEMテーマ:旅行

 

 

旅のトラブルの話をお知らせすることにしました。

めったにないですが、そんなことが起きないように、心に留めておきましょう。

 

今日はパスポート取り違え事件の話。

 

まず旅行者はお祖母様と10歳のお孫さん。福岡空港から当時就航していたKLM(福岡ーオランダ)便を使い、福岡-アムステルダムーバルセロナという飛行機の旅でした。

 

お祖母様はビジネスクラスで予約済み。後で孫が一緒に来ると言いだしたが、さすがに幼くしてビジネスクラスは贅沢すぎるという親の方針で、子供はエコノミーとなりました。同じ飛行機でもクラスが違うと一人旅とみなされるため、子供の一人旅サービスを依頼しなくてはなりませんでした。(有料)

 

偶然、同じ日まったく同じ飛行機で、バルセロナまで来る9歳の男の子がいました。しかも下の名前が同じ!

チェックインまで同じタイミングとなり、席も隣にしてもらい、良かったねと盛り上がり、小学生二人+祖母が一緒にチェックインをするような形になったそうです。

 

チェックイン後、お祖母様はお孫さんのリュックにパスポートを入れさせ、「なくさないように」と念を押したそうですが(9歳の子が堂々と一人旅をしているので10歳の孫も全部自分でやりたがったそうです)、なんとアムステルダムで入国審査を受ける時にそれを取りだしたところパスポートは本人じゃなく、同じ名前の9歳の男の子のものだったんです!

 

そしてその子に聞いてみたところ、その子は「僕、パスポート持ってないよ」と言います!捜させても本当に出てきません。

まさか、アムステルダムで孫だけ入国できないんじゃないかと真っ青になったそうです。

 

結末としてはお孫さんのカバンを探したところ、別の場所から本人のパスポートが出てきたそうです。(まさか出してないことはないと思うのですが。。)

 

どうしてそんなことになったのか、さっぱりわかりませんが、違う人のものを持っていたのは福岡空港で間違って受け取ったとしかありえません。

 

9歳の男の子は行き先が同じで3人で一緒に行動してたからいいものの、もしかして別行動していたら、異国でたった一人旅でパスポートのない状態で取り残されたかもしれませんね。

 

本当に恐ろしいと思った事件でした。

 

そういえば空港でもチェックインの途中、同じツアーですが違う人の席を交換してもらったりのあと、違うパスポートが戻ってきそうになることがあります。これは以前は多かったです。そうならないように私達ガイドはチェックをしているわけですが、何がどうなるかわかりません。

皆さん空港でチェックインしたあと、必ず「自分の」パスポートが戻ってきたか、しっかり確認をしましょう!

 

未成年をお見送りするご家族の方、子供たちと一緒に旅行するご家族の方。

子供がちゃんとパスポートを持っているか、どこに入れたか、ちゃんと本人のものか、しっかり確認してあげましょう!

 

 

バルセロナの風景 見かけたバラバラ写真 

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ガイドをやってると、とにかく町じゅうをよく歩いています。


去年の爆笑写真はこちら。

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空港の荷物のベルトコンベアで深い眠りの二人組。

これ、空港の内部の荷物が出てくる場所じゃありません。チェックインカウンターなどがある場所で、誰でも行き来できるところで、早朝でもなく、もう空もとっくに明るい時間帯でした。

誰にも怒られないところもすごい。
子供に見えますが、ちゃんと大きい人です。学生さんぐらい?

.

ここから下は11月〜の記録です。

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11月なのに昼間は温かいので半ズボンの大人も。
しかし夕方から急に冷え込むので、気温が落ちてから見てると寒いです。

欧米人は冬でも半袖の人、けっこう見かけます。

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グラシア地区の街角のごみ箱。分別ゴミの方にちゃんと入れてね!という宣伝です。



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モンセラで団体ツアーを受ける場合、ひとりで公共交通手段で移動します。
時間がかかってしまうけれど、山好きな私はのんびりと観光客気分で電車に揺られるのも好きです。
(嫌いなガイドさんもいるでしょう)
仕事のない日は早くいって、ショート山歩きを楽しむ時もあります。仕事前に!?

・・・

カタルーニャのゼネストの日。
カタルーニャをアピールする日なので、お祭り騒ぎのところもあるんです。
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・・・

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今年のワイン祭りはメルセ祭じゃなく、10月でした。
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・・・
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わんちゃん1匹じゃなくて、2匹も!
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ちなみに飼い主はお兄さんです。この日2度目のご対面!?


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カタルーニャ音楽堂。内部に展示がしてあります。



・・
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サンツ駅すぐ隣の公園。
なんだか水がきれい!と思ったら!??

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お掃除中でした。葉っぱの大きい落葉樹が多いバルセロナは、枯れ葉掃除が大変です。



・・
カタルーニャ議会選挙の直前の頃。。。

グラシア通りのオシャレな国鉄駅はガウディのかっこい写真が埋め尽くされていました。

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Cool!

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近くで見ても迫力のカッコ良さ。

・・なのに、、。
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ど真ん中にある、オリオール・ジュンケラスの選挙ポスターが邪魔。

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邪魔・・・!
もうちょっとイケメン政治家ならまだしも、、。いや
ごめんなさい。あまりのギャップに邪魔扱いしてしまいました。


・・
港ターミナルで座っていたところ、、。
がんがん身体を擦りつけてくるワンちゃんが登場。
というか遠くから私を見つけて一目散にやってきました。
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・・
フランスマシア広場近く。
地下鉄が近くにないのでバスをよく使うのですが、バスだと回数券などが買えなくて不便です。
しかし、こんな地下鉄自動販売機がいつの間にかできていました。

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便利!

・・・
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スビラックさんの彫刻。建物の入口。

・・
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輸出前?のたくさんの車! 港です。
クルーズ船をお迎えにターミナルへ行く途中。


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ワイン屋さん

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ホテルが持っているミニ博物館。

バルセロナのあれこれ 9月11日カタルーニャの日

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写真が溜まっているので、さかのぼって記事を出しています。
テーマはバラバラです。

9月11日カタルーニャの日の頃。
町中の役所や個人宅だけではなく、観光地もカタルーニャの旗を掲げます。
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サグラダファミリアも。
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サンパウ病院も。

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人々がデモ行進に集まり始めたところ。

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旗売りも現れます。

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カルメンは仕事でよく町を歩いていて疲れ果ててるので、写真を撮りにわざわざ出かけません。だから良い写真は別になく?、偶然目にした光景ばかりです。

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9月11日はキラキラ太陽のまぶしい日でした。

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海辺のMaremagnumのあたり。子供たちに人気でしたが、私もやってみたかった?


・・・
そのほか、最近のバルセロナの様子。
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壁が白いと落書きされちゃうので、壁絵を書くところが多いです。
おかげで、壁アートをよく見かけます。


ある日のランチ。激安なのに大きかったです。郊外の村にいます。

・・・
バルセロナは野外でストリートフードのイベントが多いです。
ビール工場、Palo Alto、港の一角など、私も何度か行っています。

今回はTeatro Nacionalの会場に夜、行ってきました。
(イベントは昼からやってます)

すごく素敵な空間で、昼間も絶対に雰囲気が良いはずです。
座る場所も緑もテーブルもたくさんあって、気に入りました。

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場所はTeatro Nacionaの敷地内。近くにノミの市や青くライトアップしたAgbarも見えます。

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屋台が出ます。続けて行くと、同じ屋台ばかりに出会うことも(笑)。

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劇場内は昼間は、手作り商品などのお店もたくさん出店してました。夜は閉まってます。

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タコ焼きはこちらの屋台でも見たことがありましたが、とうとうラーメン屋まで!

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瓶に入っているのはビールです。赤いのはビーツ味のビール♪

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裏はユニクロの宣伝が!可愛いです。
ユニクロのうちわも配られたようです。オープンの前週でした。


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UNIQLOの模様。 スペイン人発音は、ウニクロになっているよう。



・・・

こちらはケーキ屋でお茶をしたときの写真。
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女子3人です。

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厚みはこんな感じ。

・・・

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学校の前ですが、よーく見ると、木で道路の境にバリケードを作っているのわかるでしょうか?テロの2日後には、警察署、駅などに鉄棒や柵や巨大植木鉢が設置されたバルセロナ。

子供たちを守るためなのか、
10月1日に非公式で独立投票を学校でするために人がたくさん来るせいか、
あるとき町中の学校前が、車の突っ込みがないように整備されました。

運動場の広い日本と違い、学校のほとんどが普通のアパートと並んでいます。


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あるお店の取っ手!?

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教会前。ちょうど花嫁&花婿さんが通った後でした。

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街角で見かけたバルセロナの日常写真でした。

最近のバルセロナ 非公式の独立投票は10月1日

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今更ですが、ようやくこのブログをどうするか?が決まりした。
仕事上、町もよく歩いているし、いろんな発見があるし、写真も人よりは多いはず。

しかしガイド業が忙しく、
テーマ別に分けようと思ったら時間がかかるし、
忘れてくるし、
写真だけが溜まっていく。。。

ブログは旬の話題であるべきなのに、古い情報になっていく。。

そこで写真と一言コメントぐらいにする。(どうせ重要な話題ではない)
カテゴリでテーマ別に分けるのは後でも良いと気づきました。
(テーマに分けた方が良さそうなものだけ、1年に一度?テーマ別に厳選してみます)

これからテーマは別々の、最近気づいた写真情報と思ってくださいね。
テーマはバラバラです。

早速どうぞ。

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カタルーニャ独立運動の旗。
10月1日、非公式の投票を予定しています。

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ポスターか絵みたいに、バランスのとれた配色と配置のアパート。思わずパチリ。
SiはYesのこと。Siの旗は独立賛成!の意味です。


バス停。この付近はスペインの旗とカタルーニャの旗が並んだものを複数見かけました。
カタルーニャでもあり、スペインでもある、という独立反対派の意思表示です。

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ここ2週間ほど、デモ行進の通行止め、渋滞などに巻き込まれながら観光しています。
今日は軍隊か?と思うようなこんな行進も見かけました。
さすがに過激派の人たちのようでした。

投票の10月1日以降も、1週間のストライキを検討していて。
観光受難はまだまだ続きそうです。


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隣を走ってます。

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こちらは久しぶりに近くにきた、Agbar。
青空が似合ってます。

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現代建築もかっこいいのは好きです。

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Poble Nou地区の消防署。消防士さんのお客様が時々反応します。日本とはだいぶ雰囲気が違うのでしょうか?
色は世界共通で赤ですね。

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1週間で2度も団体ツアーで、ダリ美術館へ行きました。
ランチのレストランには、ダリのCavaも?

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レストランの中もダリ気分が味わえます。


・・

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新しくできた、Subirachsの美術館。サグラダファミリアの受難のファサードで有名な彫刻家です。
すごく良かったので、別レポートします。

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グエル公園の前。観光客向けにいろんな乗り物がバルセロナを走ります。

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3台も揃って走ると、目立っていました。


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ブラジルでアサイの大ファンになった私。アサイバーを発見。

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写真はまた今度。

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食べすぎ!?
私達のレシート。

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これはお店で会計の時に見かけた大量のレシート。
隣のおじさんが「ソーセージみたいだね」とナイスなジョークを言ってました♪

バルセロナの新聞ニュース

JUGEMテーマ:海外生活



古くからカルメンのホームページを見ている人はご存知ですが、以前はスペインの新聞記事を、簡単に抜粋翻訳して紹介していました。

仕事柄、新聞は毎日読んでいるので、自分の勉強データも兼ねて。
(超多忙な時期とバカンス時は読んでませんが、、)


トップページにリンクを残してないのですが、探せばまだ読むことができます。
1年たったら、それぞれを3行記事にして、テーマ別にまとめていました。
1年のニュースが分かって、今読んでみると、面白いですね。
リンクはこちら。

今は気軽にアップしやすい、ここのページに時々出すことにして、そちらはやめてしまいました。
しかしこちらもまた、さぼり気味。

・・・特に最近は、今はスペインの新聞ニュースをとてもよく翻訳したページPressdigitalが誕生しました。
本当によく翻訳してあり、マメに記事が出ています。
サッカー情報なども同様ですね。スポーツ新聞も同様に、日本語で紹介されるようになりました。

スペインの社会や事件はいつでも紹介しているページがある以上、よっぽど私が書きたくなったテーマを除いては、一般的な新聞情報も出さなくなってしまいました。

しかしまた、時間があるときにまとめて再開したいと思っています。
内容は新聞というより、観光データや生活編など、お客様によく聞かれる話題などに限られます。
ページはこちらです







故障中・・・No Funciona・・・Fuera de Servicio

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ガイドや添乗員の職業病に、
・トイレに行かない
・食べるのが早い
があります。

食べるのが早いは、ほぼ9割以上のガイド・添乗員に当てはまります。
私も相当早いですが、もっと早い添乗員に遭うことも多いです。

全員のお客様の飲みものが来てから、私達はやっと食べ始めます。お客様がトイレに行き始める前には、自分の食事やトイレを済ませるので、自然に鍛えられます。

トイレに関しては、もちろん、寒い季節、年齢、おなかが弱いなど個人差もありますが、ガイドや添乗員はトイレに行く暇がありません。

お客様をトイレに案内しても、自分たちは行かないか、行けたとしても並ぶのは一番最後。極力行かないようにしているため、鍛えられているという話もありますが、「私はトイレが遠い」と豪語する、うらやましい添乗員さんもいます。

私はホテル出発直前に一度、必ず行けるサグラダファミリアで一度、必ず行っておきます。そのため、フリータイムが10分程度しか取れないグエル公園のトイレには何年も、ご無沙汰でした。

先日、10年以上ぶり?に行って、なぜいつも行列なのかわかりました。

なぜかというと、8つほどあるトイレのうち、半分が故障中だったのです。
No Funciona。。。、の張り紙が貼ってありました。

その後、1か月ほどたっても、半分故障の話を聞きました。

おいおい。

ところが!
昨日、バルセロナの空港の到着ロビーでも同様の事態が、、。

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ドアに故障中(Fuera de Servicio)の張り紙がある、、と思っていたら、、、。


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写真ではわかりにくいですが、右に4つ、左に4つ。計8つの個室のうち、5つが故障中!
ブルータス、おまえもか、の状態です。

ため息をつきながら、到着ロビーの、飛行機発着情報へ。

飛行機の到着時間がはっきりわかる、ガイドたちが重宝しているインフォの画面があるのですが、
触ろうとしたら、真っ白。
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Out of Service
今日2度目の「おまえもか、、、。」(ため息)

ちなみに反対側にもう1つがあるのですが、それもしばらく故障中でした。
もうそっちに行く元気はなくなり、ネットでチェック、、。


詰め込み過ぎ観光ツアーの一例

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本当は旅行会社の企画者に読んでほしい、コーナーです。詰め込みツアーの実例。

熱弁をふるって文章が長くなったので、落ち着いて(笑)、書き直しました。


「もっとサグラダファミリアでゆっくりしたかった」というお客様の声をガイドは、よく聞きます。
ところがツアーの傾向はハードになるばかりです。


・・・・

新たなツアーがありました。

4時間で、観光内容は、、。
カタルーニャ音楽堂の入場(1時間のガイドツアー参加)
サグラダファミリアの入場(エレベーターと地下博物館案内付き)、
バトリョ邸の写真ストップ(下車観光)
カサミラの写真ストップ(下車観光)

でました。4時間で4か所バスを乗り降り!!


この数字をぱっと聞いたら、ハードで忙しいと考えましょう。
20-40人がいたら、バスの乗り降りだけでも時間がかかります。

4時間ツアーに2か所入場があったら、それで、いっぱい、いっぱいです。
それ以上が入ったら、大変忙しいです。



さらにこのツアー、サグラダファミリアでエレベーターと地下博物館が含まれます。
やることがいっぱいありすぎ。
博物館まで興味がない人もいるだろうに。

サグラダファミリアもカタルーニャ音楽堂も、バスから観光地まで遠く歩くので、それぞれ1時間半欲しいです。
しかも入場はこの2か所なので、この2か所のどちらでトイレに行く時間を含めなくてはなりません。


観光地から観光地までの移動時間。
バス駐車場から歩く時間。
ツアー全員がトイレに行く時間など、まったく考慮されていません。(涙)

ご年配の方がいれば、早く歩けない人も、トイレが近い人がいることも、わかっていません。(涙)

たくさん書いてあるとたっぷり見れてお得なように見えますが、本当は逆効果です。
実際にはいろんな時間がなくなってしまうので、充実感はありません
(疲れ感は出ます、、)


団体ツアーで上記の観光をこなすのは4時間では、ずばり無理です。
どこか時間を短縮するとすれば、サグラダファミリアしかありません。
フリータイムがないか、
ガイドがほとんど説明しないか、、
外観からの写真タイムを省くか。

確実にこのツアーは多くのお客様にとって目玉観光のサグラダファミリアで、ガイドは必死にどこかを省いて観光しています


このツアーで現地ガイドが不要と考えるのは、バトリョ邸とミラ邸の写真ストップ(下車観光)です。
2か所入場観光が入れば十分。
ただ写真を1枚か2枚撮るだめに40−50分もロスするのは本当にもったいないです。

このツアーはバルセロナに連泊します。
カサミラもカサバトリョもフリータイムでゆっくり自分で写真を撮りにいつでも行ける場所にあります。

自分でいつでも簡単に行ける写真ストップがツアーに含まれているのは、実は全然お得じゃない、と覚えておきましょう。(いろいろ他になければよいですが、たくさん入っていると忙しいだけです)

・・

このツアー、お客様にとってもハードでした。

航空会社がエミレーツ航空。
日本からの南回りなので、ヨーロッパ経由便よりも大幅に時間がかかります。

到着後、バルセロナで入国審査もあり。飛行機も大きいし、EU外からの飛行機が集中する時間なので、パスポートコントロールを通るにも時間もかかります。ちょうど2時間かかると問題になっていた頃でした。(1時間は普通)


そして上記のハードな4時間観光ツアーを経験します。
しかしそれだけではありません。
夕食とサグラダファミリア夜景も含まれています。

季節は5月。ライトアップは21時半から
つまり初日、一番みなさん眠くて疲れているのに。
南回り(=長時間)で昼に到着後、22時近くまでホテルに戻れません、、。



本当にハード過ぎる、、、、。覚悟して参加くださいね。

・・・

ちなみにこのツアーはバルセロナに連泊します。
初日にこんなにギチギチ詰める意味があるのか、
飛行機が遅れたらどうするのか、
一番眠い時に夜景ツアーを入れる必要があったか、
いろんな点が疑問です、、。

そしてこのツアーはどうなったか?
後日報告します。

・・

ここに書いてある時間配分は、団体ツアーの話です。
個人客はそれほど時間は取らないのでこれを参考に時間を組む必要はありません。

大きな声では言えませんが、、、

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テロ警戒のこのご時勢、具体的に書くのは避けますが、ある国際線のクルーズのセキュリティーが甘過ぎです。

日にもよるのですが、パスポートチェックもなし、セキュリティーチェックもなし。
パスポートは集めさせられて、ひとりひとり名前のチェックがある日もありますが、係員によります。なんにもしない係員もいます。


先日は「日本人グループです」と窓口で伝えると、「Toma! どうぞ!」と乗船券(部屋の鍵も兼ねる)の束をボンと渡され、2秒でチェックインが終わりました。 過去で一番早過ぎて、笑えました。

赤の他人が乗船券(部屋の鍵)をもらっちゃうのも簡単です。おおらか過ぎて、ちょっと不安です!?

スペインで自動化はすぐに終わっちゃう??

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バルセロナの免税手続きは一部の書類について自動化されて、超簡単になりました。(不正が増えそうですが、、)

今のところはものすごく便利で、時間も早いですが、すぐに終わっちゃうんじゃないか??と不安です。

一番心配なのは、自動化されて、品物のチェックはされなくなったのですが、
ある日突然、前に戻っちゃうんじゃないか???


その時に「品物がないとスタンプを押さない!」と、お客様が荷物を預けた後に言われたらどうしよう、、という不安が残ります。

というのも、バルセロナではいったん機械が設置されたのに、撤去!という事態が、過去に何度も起きているからです。

まず手荷物検査のところの、自動改札。
日本でも、機械に自分で搭乗券をかざして、荷物検査を通ります。


バルセロナでも荷物検査で、2つ機械が設置されました。人間がやっているところも続いていましたが、少なくとも2つの機械を、しばらく使っていました。

ところがいつの頃かでしょう??
機械はあるのに使わない状態となり、いつのまにか撤去。係員が手でやる式に戻ってしまいました。

(注・2017年春現在、再び復活しました!今は機械もたくさんあり、うまく機能し始めたようです!!)



もう1つ終了したのは、エールフランス&KLMのカウンターでやっていた、自動で荷物を通すシステムです。

今はどこの航空会社も、空港の機械で自動チェックインをして搭乗券を出し、それからカウンターで荷物をチェックインするやり方が主流です。(つまり2度並びます)

エールフランス&KLMはこの機械からスーツケースのタグ(長いシール)も一緒に出てくるのですが(注・出てこない機械もあります)、それをもってカウンタ―へ行き、自分で機械に読み取らせて、スーツケースを通す仕組みをスタートさせました。

これは全然機能せず、最悪でした。
係員が手伝いますが、エラーが出ることが多く、自動的にスーツケースを通すのは無理でした。係員も苦戦してました。

ヨーロッパ北部の国々では7年ぐらい前から、うまく機能しているそうです。(添乗員さん談)

スペインでは機械が悪いのか、システムが悪いのか、とっとと、終了しました。(終了して良かったです。重さが1gでも規定オーバーすると、スーツケースが通らなかったです)

・・
書いてて思い出しました。
今みたいにテロの問題がなかった頃。
突然、空港ターミナルに入るところに安全検査場ができたことがあります。

しかし、数も少ない。
荷物検査を受けてからターミナルに入る場合、いったいどれほどのカオスになることか。

正確に言うと、設置準備を見て、ガイドたちで、げげげー!!!と騒いでいる間に、たぶん一度も使用されないまま(??)、機械は消えました
(少なくとも私は実際に使ったのを見ませんでした)


・・・ということで、自動化への道が遠いスペイン。
免税手続きはこのまま、何年も続くでしょうか?

・・・・・
【後日追記】
結局、自動化された免税書類は、ほんの一部のみ。
今まで通りの手続きがほとんどです。
たくさん免税書類を持った団体を担当しても、一枚も自動でできる書類がなくて、がっかりすることもあります。



〚後日追記〛
自動化できる、数少ない免税書類。
これも実は、エラーが出ることがあります。
エラーが出ると、どちらにしろ、いつもと同じように免税窓口に並ぶしかありません。
つまり、エラーでなければ、品物は見せなくて良いけれど、
エラーが出てしまうと、税関の係員によって、荷物を見せなくてはいけない!といわれるのは今までと同じです。

機械での手続きは「できたらラッキー、もうけもの♪」ぐらいのスタンスで、スペインでは期待しないでいきましょう。

航空券 e-チケットの内容が違うといわれることがある!!!その場合どうなるの??

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e-tiketの時代ではなく、紙の航空券の時代にも一度だけありました。

絶対のはずのお客様の航空券。
航空券上はちゃんとあっているのに、空港へ行ってみたら、予約が一か月後になっている、と言われたことがあります。

え??

ハネムーンのお二人。旅を終えて日本へ帰る日でした。
そんなことが!!!って驚愕でした。
なんとか変更して帰っていただくことができましたが、、。

あの時は航空券の情報は絶対でもあったのです。
ですから、ほれみろ!と航空券を見せれば、それが有効だったような気もします。もちろん席も余っていることが前提ですが、、。

・・・

現在はeチケットの時代です。いわゆるチケットレス。
チェックインの際にお客様は、パスポートとeチケットをお手元に用意されますが、実際にはバルセロナの航空会社が、ちらりとも、eチケットを見ることはありません。本当に、誰も、見ないです。

私は今まで、スペイン人は見るのが面倒くさくて見ないのだと思っていました。

彼らは口頭で確認するんです。紙を見るのじゃなく。
ですから「どこ行き?」という質問も、eチケットを見ずに、口頭で聞いてきます。

スーツケースを二個預けられるのに、カウンターのスタッフが知らなかった場合。
eチケットの2p(2 ピース=スーツケースが二個OK)との記載を見せようとしても、見ようとする人は皆無。
「A ver, a ver(どれどれ?)本当かしら?」と言いながら、コンピューターをチェックする、という具合でした。


・・・

ところが、この二か月ほどの間に、立て続けに2度も、持っている航空券の情報が違う!!という大事件が起きてます。

航空会社名を出していいのかわからないので出しませんが、毎回、同じ航空会社です。
日系の航空会社A社と、その同じマイレージグループに属する欧州の航空会社B社。

流れはこうです。
B社にチェックインをしにいきます。お客様はB社→A社を乗り継いで日本へ帰国されるのですが、その団体ツアーの中で、一部のお客様のみが、A社の飛行機情報が違っているのです。A社の飛行機に乗る日付がずれていました。

結論からいうと、お客様の予約は正しく手配されており、お客様の持っているeチケットの内容にも間違いはなし。添乗員さんが日本の旅行会社まで電話をして確認をしました。A社のweb内に入ってみても予約内容がちゃんと確認できます。

どうやら、A社の情報をB社のシステムに入れる間に間違えた、ということらしいのです。A社のせいなのか、B社のせいなのかはわかりませんが、、。


ところが!!
B社いわく、自社のシステムに入っている予約内容がすべてである。
いくらeチケットを見せられようが、A社のwebを見せられようが、自社システム内にある予約通りにしか応対することができない。


つまり、eチケットは持っていても無駄である、ということを今回初めて知りました。だ、だから見なかったんでしょうか・・・。


このお客様たちはどうなったか。
A社の予約は正しいことを確認しているので、乗り継ぎ空港へ行ってしまえば問題がありません。
乗り継ぎ空港で、A社の搭乗券の発行をしてもらえるはず。
添乗員もついているツアーなので、手続きも任せられます。

ただしスーツケースは乗り継ぎ空港止まりにしかしてもらえませんでした。
A社の飛行機の日付が違うので、乗り継ぎ都市で1泊するような日付なのです。

乗り継ぎになっていないため、どんなに説得しようが、無理。今は手書きではタグを出すことができません。コンピューターをどう叩いて操作しても、スーツケースの行き先が変更できないのでした。

この時は乗り継ぎ時間が短かく、しかも大きな空港で手荷検査もありました。乗り継ぎ先でスーツケースをピックアップし、またチェックインするという作業がする無事にできたかどうかわかりません。


その後、状態は若干、違いましたが、同じ会社(A社とB社)で同じこと(=B社システム内のA社の予約が違っている)が起きました。2度目は乗り継ぎ時間が長かったので大丈夫だったと思いますが、短期間に2度も起きるなんて、本当にあり得ません!

こんなことがそうそう何度も起きるとは思えませんが、びっくり情報として紹介しました。
航空会社・旅行会社にはこんな事件が2度とないようにご注意いただきたいです。
旅行者はあたれば不運だったとしか言いようがないですが、同じ航空会社で乗り継げば(A社+A社を乗り継いでスペインへ)、こんなことは起きないでしょうね。









航空券 e-チケットとは?? 必ず持っていなければならないの??

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紙の航空券だった時代は、航空券を紛失すると、無情にも買い直し、でした。空港でのチェックイン時には絶対に絶対に必要なもの、でした。

今はe-ticketの時代になりました。
eチケットとは電子(エレクトロニック)航空券のことで、航空会社のシステム内にすべての情報が電子入力されています。ですから、要するにチケットレスの時代になったのです。

旅行者にはe-ticketという紙を必ず持つように言われますが、これは正確にはeーticketの控え。
本物はシステム内に入っています。

このeチケットはなくても、まあ、どうにかなります。
あった方がよいですし、あるとスムーズに行きますので、旅行者には持参することをお勧めしていますが。


必要になる場合があるとすれば、予約番号もしくは確認番号もしくは航空券番号です。

チェックイン時に予約の確認が取れない場合や、
空港での機械チェックインの際に(これはよくあります)、これらの番号が必要になります。

必ず持っていなければならないか?
・ですが、必ずではないですが、お客様には必ず持参するように伝えるものです。

ツアーのガイドさんや旅行者ご自身が、飛行機の時間や、預け荷物の数、などなどを確認するのにも便利です。すべての情報が書いてありますから

ただし空港で必要になるとすれば、予約番号もしくは確認番号なので、
ぶっちゃけた話、この番号だけ控えておけば、チェックインの際に困ることはありません

その他、飛行機がストや天候で違う航空会社へ変わってしまう場合。
荷物が届かなかった場合にも、eチケットが必要になります。
この場合は番号だけがあれば良いのかどうかは分かりません。他の情報を見ることもあるかもしれないので、やっぱりeチケット念のため持参しておきましょう。
・・・


ところで、みなさんの持っている紙はあくまでも控え。
これが実際の予約と違っていることがあるのです。
この場合、どんなにeチケットを見せて、航空券はこうなっている!!と伝えても、
航空会社としては、システム内の記録しか信じてくれません!!

etikectの内容と、システム内の予約と違っていてることがある!!!のページをご覧ください。
これもびっくり情報なのですが、最近、立て続けに起きています。



テロ警戒のこの時期に、手抜きこの上ないスペインの警備(港編)

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世界的にテロ警戒の今、、。

ローマからの定期船で到着のお客様を迎えに、港へ行きました。
実を言うと、旅行会社のツアーです。団体様でこの船を使うんです。
豪華客船ではなく、個室もあるのですがもっと庶民的。定期的なフェリーみたいな雰囲気の船です。

時期によっては修学旅行の高校生たちでいっぱいになるのですが、ある日これから乗るらしい高校生が大勢やってきたうえに、お迎えの子供を迎えに来るらしい家族たちでもいっぱいになりました。

私は時々この船ターミナルでお客様を迎えお仕事をしていますが、これほどにまで混雑するのは初めてのことです。
座る場所がないので、ロビー床にみんなが座っちゃうので、通ることもできません。

そこで、とってもスペイン的できごとに遭遇しました!


このターミナル。
荷物検査の機械があるのですが、船が到着する直前まで、誰もいないのです。
DSC_1122.JPG

ドアもなければ、ロープもなく、誰でも通れる状態。
人もいない。
いつも、そうです。

でもなんとなく、荷物検査場があるわけなので、その先は通ってはいけないんだろうと思っていました。
ですから、この荷物検査場の手前で待機していました。
(人が降りてくる頃には、係員もやってきます)

ところが写真の通り、その日は奥に人がいっぱいいました。

え??
入れるの?


DSC_1126.JPG
入れるんだ!とびっくりして、私も荷物検査を通過したところ。
これは通過して、ふりむいたところの写真です。

いつもは、私のほかに2-3人いる程度です。
この大混雑の日は、みんな荷物検査場を通りすぎて、もっと先の方まで行き、到着する船の写真を撮ったり、手を振ったりしているんです!

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写真にはうつっていませんが、この右側はもっと広い空間があって、もっとたくさんの人たちがいました。
お出迎えの一団が待つのにちょうど良いような空間があるんです。

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船ターミナル1階にカフェがあるのですが、上から見下ろせます。テラス席もあり。

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こんなとこまで入れるとは知らず、仰天しました。

知らなかったなああ。
ここまで来てお出迎えできるんだったんだあ。
乗り物好きの子供さんを連れて、お勧めしてみるのも良いなあ。
至近距離で船が到着する様子が目の前で見れるぞお。
穴場スポットだあ!

と思っていたら。

まさに船が到着します、、という時になったら、警備員がやってきて、
「ピピピピー」と警笛を鳴らして、真っ赤な顔で怒りまくって、即、みんなで退場でした。

・・・やっぱり、入ってはいけないゾーンだったんだ。
そうですよね。
私も知らずに入っちゃいました。ごめんなさい。

先ほどの、えーーー、知らなかったああ!!!という仰天の気持ちから、
いっきに、まあ、そうだよね、、当たり前だよね、という気持ちに下がりました。笑


荷物検査より先って、あり得ない。
しかしそこまで誰も見張っていない、
仕切りも区切りのロープも、立ち入り禁止の札も、
何もないところが一番あり得ないんですが、、。

うわー、久しぶりに、スペイン的だなああ!と思った一幕でした。
真っ赤な顔で怒鳴られても、まったく急ぎもせずにノロノロ動き始め、激しい怒りぶりの警備員に文句も言わず穏やかに退場していくスペイン人。
「ダメもとで入っちゃえ、怒られたら出ればいいか」と思っててたんだなあ、という気もしました。


・・・
これには続きがあります。


後日、同じ船を迎えに行きました。
上記ほどは来てませんでしたが、やっぱり上の場所まで入っている人がちらほらいます。

また怒られるんだろうな、
しかし私はもう知っているから、入らないぞ、、と、荷物検査の手前で待っていました。

ところが・・・!

その日は警備員も、セキュリティーの係員も誰も来ないまま
誰も怒られることなく、自由に行き来していました、、。

船到着時といえばそうなんですが、、、。
折り返して出発なので、誰か出発に忍び込む人はいないんでしょうか、、、。

スペインの警備に疑問を感じた一幕でした、、、。

(スペインの警備に疑問のネタは他にもあります)

グエル公園を勧めないと言ってるんじゃありません!!! → こんな人にこそ、お勧め!!!

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誰からも聞かれたわけではありませんが、、、、。

・グエル公園はそこまでしていく価値があるのか? 半日だけフリーの場合(ガイドの個人的感想)

・グエル公園についての感想や口コミ(有料化後、観光客の意見が豹変???)

などの記事を出しているせいか、

グエル公園は行く価値のない公園である、行かなくても良い公園であると
誤解されたのではないか?
と思ってこのページを作ります。


なぜなら、3日間バルセロナ滞在で、現地ガイドも3日間ご依頼いただき、3日間専用車もご依頼いただいたお客様が、「グエル公園は行かなくても良いかなと思っています」とご連絡が来たからです。

もしや、、、と思ったので、担当ガイドさんに「もしかして私の記事で、見なくても良い観光地と誤解されたかもしれないので、どこかで勧めてみてください」とお話などをしました。

私が上記のページで言いたかったことは、
予約が必要で、 場所も遠く、交響交通手段でいくにも不便なので、半日しかなかったら、違う場所でも良いのでは?他にもありますよ、と言いたかったのです。

だけど何日も滞在する人、
専用車やタクシーでささっと行ける人、
ガイドがつく人、
ツアーで行く人,
予約した人、
はもちろんお勧めの場所です。


この1つでも当てはまっている人には勧めないわけではなかったので、
上記のお客様のように条件が3つもあてはまってる人へ(数日滞在、ガイドつき、車つき)はどうぞどうぞとお勧めしたい場所です。


それからもちろん、どうしても行きたい!!!という気持ちが強い人、他に行きたい場所がない人は、はもちろん不便だろうが時間がかかろうが、予約をしてなくて待つだろうが、行きましょう!!!


グエル公園はお勧めか?
もちろんお勧めです!!!!

学生さんでも、予約をしてなかったが、私から話を聞いてすぐ、スマフォでちゃっちゃと予約をする方もいます。
当日でも予約はできますよ!!!

グエル公園が最近激込みです!!予約しておきましょう!!!

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グエル公園、最近、激込みです。
前はよっぽどの時期以外は、2時間待てば入場券が取れるケースが多かったです。

グエル公園は無料部分もあるし、正面玄関近くにショップも並ぶし、カフェもあるし、展望も良い場所までのぼっても良いし、テーブルのあるピクニック場所もあるので過ごしても良いです。

公園内にはガウディの家具が展示してあるガウディ博物館もあるし、公園外ですが正面玄関からもっと坂を下がったあたりにガウディの3D博物館もあります。

ですから1-2時間ぐらい待つのはそれほど苦にならないって人もいます。

ところが!
今年はまず最初にえ?っと思ったのは、2週間ぐらい前だったでしょうか。
旅行会社から個人のお客様の依頼があり、グエル公園へ行く予定だったのですが、<span style="color:#FF0000">チケットが取れなくてキャンセルになりました。

日曜日の午後の予約でした。
それが前日などではなく、たしか2-3日の余裕はあったのです。

日曜日の午後だったので、日曜日午後は美術館などが閉まるせいで、いつもより多いのかしら?と思っていました。もしくは大型クルーズ船が到着するとか?

ネットで見たら午前はあいていたけれど、たしかに日曜午後は売り切れでした。
数日前に売り切れちゃうこともあるんだーと思ったので、滞在が短い人は予約必須です。



その後、今週になって、ずっと午前中が売り切れる状態が続いています。
先日は朝11時頃にグエル公園を出ていたのですが、切符売場がガラガラ、、と思ったら、、。

今取れるチケットは18時半です、と書いてありました。
「えー、まだ11時なのに」とお客様がびっくりしてらっしゃいました。

今日も朝10時頃にグエル公園を出たのですが、やはり切符売り場がガラガラ。
画面には「今取れるチケットは17時半です」と書いてありました、、。

1-2時間ぐらいなら、、が、5時間後ぐらいになっちゃってますね

これが町中なら後で戻って来ようか、、となりますが、、。
さすがにあの町中から遠いグエル公園に後で戻ってくるのは時間の無駄です、、。

友人が先週、ランチを食べた後に行った時も(たぶん14時前後?)、最新が17時半のチケットだった、、と言ってました。その時間に戻るのが面倒なので、外から見るだけにした、、と言ってました。
まあ、いざとなれば、外からも見れるところがある程度はありますからね、、。
ピカソ美術館に入れない、アルハンブラ宮殿に入れない、よりは、まだマシな方かなあ。。


サグラダファミリアは予約した方が安くなったので、事前予約の方が増えていると思いますが、グエル公園も2度来るのが大変なので、できれば確実な時間に予約しておきましょう!!


昔のツアーはこんなんだった

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今の団体ツアーはどんなに大変な風に変わってしまったか?


と書きましたが。

私がガイドになった頃といえば、ツアーの中身はそんなに入っていませんでした。
だからガイドがお勧めの場所を自由に入れていました。

ガイドデビューをする前、一度だけ先輩ガイドさんの観光に同行して勉強したんですが。

まずホテルが市内ど真ん中のアベニダ・パレスに宿泊していました。
当日日本人はHotel Avenida Palace, Hotel Majesticなど、市内のど真ん中グラシア通り付近のホテルに泊まってました。
(今は安いツアーが主流なので郊外のホテルが主流です。市内に泊まったとしてもど真ん中はほぼ皆無)


そして観光内容はサグラダファミリアとグエル公園、モンジュイックの丘、shopが入ってました。
バルセロナは混んでなかったので、その内容でも4時間で余裕がありました。

時間があるので市場に行こうか?と先輩ガイドが言って、アベニダパレスから、ランブラス通りを通って、ど真ん中の市場でストップ。(場所も無駄がなかったので良いルートでした)
そこで市場を見せてる間に、ガイドや添乗員は朝カフェなんてやってましたね。


ランブラスはもう大昔に観光バスは通れなくなりました。バスから眺めるのも楽しかったんですけどね。市場へ行くにはカタルーニャ広場から降りて歩かなくてはいけなくなったので、無駄がある。市場も今みたいに観光地化、してませんでした。


時間があるから、市場に行く?
もう幻の観光です。

観光がぎっしり入っていて、どこも混んでいて、バスが停めれないので、時間が余るなんて、夢の夢です。

 

グエル公園はそこまでしていく価値があるのか? 半日だけフリーの場合(ガイドの個人的感想)

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グエル公園(有料化後、観光客の意見が豹変???)のページでも書いていますが、誰も彼もがグエル公園、グエル公園。
どうしてグエル公園はそんなに人気になったんでしょう。

団体ツアーで来ると、フリータイムはあっても、半日が普通。ですが、多くの人が「グエル公園に行きたい」と言います。

行き方、チケット、入場の場所や時間について、注意点、などなど、ガイドには教えたい事がたくさんあるんですが、「たくさん注意点がある=面倒くさい」です。


ずばり言います。
そんなにグエル公園に行きたいならば、グエル公園が含まれているツアーを選びましょう!!そしてフリータイムはもっと簡単な場所を観光しましょう。





先日もバルセロナに入る前の添乗員さんから「お客様でどうしてもグエル公園に行きたい人がいるんです!!!!どうにかしてツアー中に行けないでしょうか」と電話がありました。

ええ??
なんとフリータイムがないツアーだったのに、ツアー観光の合間にいけないかと連絡してきた添乗員さんがいたんです。

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ロマネスク建築のお勧め10選

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新聞、旅雑誌、インターネットに、
スペインで最も美しい村10選、、なんてタイトルの記事が出ると、訪れたい村リストに入れるために書き留める私です。

しかし大きな町や観光地はともかく、小さい村ばかりのリストだと、知らない村の方がほとんど。
ああ、まだまだお勉強が足りないわ、とため息をつくことがほとんどなんです、、。

ところが!
先日、この夏に訪れたい、ロマネスクの観光、というタイトルでしたが、なんと、ほとんど全部が訪問済みだったんんです。すっかり嬉しくなったので、みなさんに、ご紹介します。

私も訪れ、ネットでも紹介されているロマネスク建築が見れる10村、とは、、。
.
リポイ(リポール)のサンタマリア教会 Santa María de Ripoll (Gerona), consagrado en 888, fue uno de los modelos de los grandes monasterios prerrománicos españoles.

ポブレー(ポブレット)のサンタマリア修道院Santa María de Poblet (Tarragona). El monasterio de Poblet, en el término municipal de Vimbodí y Poblet, en Tarragona fue impulsado y patrocinado por Ramón Berenguer IV, conde de Barcelona, que lo entregó a los monjes de la abadía de Fontfroide en el año 1149.

ハカのカテドラル Catedral de Jaca (Huesca) es una de las construcciones más características y antiguas del románico en España. Comenzó a construirse casi al tiempo que la de Santiago de Compostela en el último cuarto del siglo XI.

ロアレ城 Castillo de Loarre (Huesca). El castillo abadía de Loarre es un castillo románico situado en la sierra de Loarre, en la provincia de Huesca. El castillo fue construido en el siglo XI por orden del rey Sancho III.

カルドナのサンビセンス Sant Vicente de Cardona (Barcelona) con cuenta con numeras obras románicas levantadas entre los siglos XI y XII y que suponen auténticas joyas arquitectónicas.

・レイレのサンサルバドール San Salvador de Leyre (Navarra),

・レオンのサンイシドロ León con San Isidoro,

・フロミスタのサンマルティン San Martín de Frómista (Palencia),
・サントドミンゴ・デ・シロスの回廊 el Claustro de Santo Domingo de Silos (Burgos)
・サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラル  Catedral de Santiago de Compostela (La Coruña).

Simpatia.esの記事より。

この10選のうち、行ったことのないのはフロミスタのサン・マルティンのみ。
あとは全部訪れたことがありました!!! たまたまの偶然ですが。

しかし大昔に行ったところも多いため、今すぐロマネスク建築を案内しろ、、と言われたら、困るところばかりですが、、。

ロマネスク建築、もっとたくさんあるので、まだまだ訪問したいです。


バルセロナの地区別人口

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とある仕事で、バルセロナの地区ごと人口を調べることになりました。

エシャンプラ地区の人口が一番多い、という言葉が出てきて、
「それは本当なんだろうか?カルメンさん調べて!」となったんです。

しかし、それがその仕事の中ではたいして重要ではなく(別にエシャンプラ地区の情報を調べているわけではありません、ふと、その言葉が出てきた、というだけだったんです!)、
いや、それを調べてどうするんだろう?という内容であり、
それを知ったからといって、興味を持つ日本人は果たしているんだろうかという人々を対象にした仕事で、、。

調べるんなら、それじゃなく、もっと調べるべきポイントが他にあるでしょう?と思いました。
お客様が欲しがる情報が。何か、ずれているように思います。

しかし調べろと言われたので、調べました。仕事は真面目なんです。
(ちょっと愚痴が入っているうえに、こんなところで愚痴ってるのがばれないように、内容はぼかしています)

ちなみにポジティブ思考の私は、これはガイドの仕事に役立つはず!と思うことにしています。
調べろって言ってくれて、ありがとう!??と思い込んでいます。思い込む!思い込む!(暗示)

このブログを見てる読者も、だれーも興味を持たないと思いますが、
せっかくの調べたものは無駄にならないように、こちらで紹介してみます。


2014年のデータです。
IDESCATというカタルーニャの統計のwebで調べました。


Ciutat Vella 4万3400人
Eixample 4万9000人
Sants-Montjuic 3万5100人
Les Cortes 9300人
Sarria SantGervasi 1万6700人
Gracia 1万8500人
Horta Guinardo 2万800人
Nou Barris 2万5300人
Sant Andresu 1万7800人
Sant Marti 3万6500人


下二ケタは省略しました。
結果はその通り。Eixample地区が一番人口が多かったです。

ちなみに調べる前から、エシャンプラ地区が一番人口が多いだろうと思ってました。(面積と立地から想像)


誰かの役に立つのかな、この情報。(←ポジティブにと言いながら、まだグチグチ言っている私)


ーー

バルセロナの人口も、「ホテルの人がこう言ってた」「ドライバーがこういっていた」「スペイン人のガイドさんがこういってた」「ガイドブックにこう書いてあった」と言われるのですが、よく間違っています。新聞も間違ってることもあります。

ですから私は毎年ちゃんと、IDESCATの統計を調べています。それは観光の専門学校へ通った頃、最初の授業の頃に習った1つ=情報は正しく手に入れる。

ここ数年、毎年1万ずつ減ってるのですよ、バルセロナの人口。





真夏のスペイン観光のお勧めスケジュール(1日の観光の組み方)

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真夏のスペインでは、炎天下のなか観光をすると、本気でしんどいです。
南部アンダルシアの午後観光=気温46度の中、歩いているのは日本人だけだった、、という話もよく聞きます。

湿気がないので、日陰にいけば涼しいですが(注・今年2015年は例外的に、室内でも暑いです)、日差しがとても強いです。

強い日差しというのは、体力を消耗します。ビーチに寝て肌を焼いているだけでも、ぐったり疲れるものです。

暑い時間帯の、日差しを避けるスケジュールを組みましょう。

<朝早くからから観光開始する!>
夏の一日のスケジュールですが、どんなに遅くても9時には観光を開始しましょう。
普段でも日本から来る方は9時スタートが大多数ですが、たまに真夏はまったりした気分になり、ゆっくり10時に開始しようかなーという方がいらっしゃいます。

10時過ぎると日差しが強烈です。
気温のあがらぬ9時のうちに、動き始めることをお勧めします。

グエル公園に行く方は、夏場に限っては朝9時台でも「暑い、、」とお客様から言われます。
朝早起きができる方は、8時半に観光を開始しても良いぐらいです。(グエル公園は朝8時からあいています)

ちなみに10時以降はどこの観光地も混みます。
混み始める前に観光するという意味でもお勧め。
すいている時の観光と、混雑時の観光は印象も感動もまったく違います。


<昼間の暑い時間はシエスタする!!>
昼間は美術館など室内へ行く方法もありますが、室内も暑い場合があります。一番のお勧めはいったんホテルへ帰ることです。

夏場のスペインは21時でも明るいですから、1日が有効に使えます。でもだからといって、朝9時から21時まで12時間も外を歩き回っていたら、皆さん相当疲れます。効率の良い団体ツアーであれば別ですが、個人旅行は体力を消耗するものです。ちょうど昼間にホテルで休むのは体力的にも良いんです。

午前は13時ぐらいまで観光して、それからランチ。昼食後、いったんホテルへ戻り、15時ぐらいから17時ぐらいまで休んでも良いものです。

夏時間なので、17時といっても本当は16時です。だいたい何時位まで暑いというと、暑い日は18時でも外に出たくないぐらい暑いです。(猛暑の今年は20時でもまだまだ暑いです、これは例外ですが)

ホテルはクーラーがきいているでしょうから、昼寝ができない人でも、ゆっくりホテルで休み、ごろっとするなり、テレビを見るなり、パソコンしたり、読書をしたり。室内で身体を冷やしてから、午後の観光に望みましょう。


<夏は夜が長い!!>
スペインでは季節によって、観光地のオープン時間が違います。

夏場の美術館は19時か20時に閉まるところが多いですが、美術館は室内なので、暑い時間帯に組み込んでも良いでしょう。

木曜日は21時半までやっている美術館が多いです。(ピカソ美術館21時半まで。ミロ美術館21時まで)


ガウディ建築はほとんどが遅くまでやっています。
カサミラは20時半、カサバトリョは21時までやっています(どちらも最終入場が20時)

入場料が馬鹿高いですが、カサミラやカサバトリョはナイト観光もやっているので、もっと遅くまで見ようと思えば見れます。

グエル公園も夏場は20時半までオープンです。朝一番に行くか、でなければ遅めの時間にいきましょう。

夏は遅くまで日も明るいし、観光地もやっているので、昼間の一番過酷な時間にわざわざ観光しなくても良いのです。

お勧めの1日スケジュール

朝9時前後からスタートし、13時まで観光。
ランチのあと、いったんホテルで休む。シエスタするか、クーラーで涼む。
午後16時から20時まで観光。夕食を食べて帰る。





<ガイドに依頼する際のお勧めスケジュール>
カルメンあての観光も、1日に、2つのモデルコースを依頼されるというスケジュールを依頼されることが多いです。
夏場はお子様連れのご家族も多いので、このスケジュールで小さな子供さんは大丈夫かなと思うことがあります。


ガイドたちはいったん家に帰っても良いので、
・午前モデルコースの観光のあと、いったんガイドと解散(レストランやバルで注文ぐらいは教えてもらう)。
・食後はご家族でいったんホテルで休まれる。
・午後再びガイドと合流し、モデルコースの観光をする、

でも良いです。

上でご紹介しているように、昼間は避けて、ホテルで休んでから、午後から夜(20時はスペインではまだ暗くないですが)観光にするのです。

もしくは複数日滞在し、日程に余裕があるのなら、
1日目の午前中にガイドと観光、2日目の午前中にガイドと観光
という風に、わけても良いです。
毎日、午後は自分たちだけで過ごすのです。

滞在が1日しかなければガイドに終日観光してもらうのは効率は良いですが、効率が良いだけに濃厚過ぎて?たくさん見れてまわれちゃうので廻りすぎて、疲れたりします。

美術館に一日で2つ見るとどっと疲れるように、短い時間に詰め込むのも疲れます。


半日はガイドに効率よく案内してもらう。
午後は自分たちのペースで観光。休んだり、ゆっくりしたり、お買い物したり、、と過ごす。

そんな感じで時間を分けて過ごすのもお勧めです。

グエル公園についての感想や口コミ(有料化後、観光客の意見が豹変???)

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ガイドのつぶやきです。

グエル公園は以前は無料でした。
面積も広いし、こんなガウディ建築が無料で見れるなんて!

だから全ツアーで含まれていましたし、世界中の観光客が訪れてました。
私も観光客の皆様に絶対にお勧めしてました。

でもグエル公園には行かない人もいらっしゃいました。他を見たい、とおっしゃって、、。

ところが!?
グエル公園が有料になった途端!?
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カタール航空、エミレーツの時間帯は免税手続きが1時間待ち!

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最近、南回りの飛行機が増えてきました。カタール航空、エミレーツなど。

これらの航空会社は機内の評判は悪くありません。
カタール航空も食事もたくさん出てくる、個人モニターもある、サービスも良い、など。

難点は飛行時間が長いことです。
ヨーロッパ乗り換え便と比べると、何時間も長いです。安さ重視の人はいいですが、長距離飛行時間が嫌な人には向きません。


しかし、現地ガイドとして最近、別の愚痴が出てきました(笑)。免税の手続きの行列です。

カタール航空、エミレーツなどは、15時−16時の飛行機出発のことが多いです。多くの団体ツアーではオープンしてすぐの、12時ー13時に空港へ行きます。

チェックインしてから免税の手続きへ行くのですが、昼間の時間は係員も少なく、長蛇の列です。

私は前回のツアーでは1時間待ち
グローバルの係員もびっくりする行列で、今年一番の行列でした。観光シーズンがスタートした!と感じました。冬場はさほど、ではありません。

今日は50分待ちました
ああ、疲れました。

税関では、免税書類の準備をしていない人たちが多いし、封筒から出すだけでも時間がかかります。ですのでそれをスムーズにいかせるための係員が税関の手前に立っているのですが、今日は進み具合の遅さに、係員も愚痴、でした。

「今日は2人しかいなくて、1人が新人で、遅いんだよ!!」と私に愚痴ってました。(笑)

その新人君は、ニコニコ談笑しながら、急ぎもせず、パスポートの入国のスタンプを確認し(義務。でも慣れてくると、係員は手抜きになるのでチェッくしなくなります)、聞かれてもいない換金情報を教えてあげたりしてました。(換金情報は、手前の別の係員が教えてくれるのに!あなたはスタンプだけ押せば良いのよ!!と言いたかったです)

ところが、早い方の税関員(警察)が消えてしまい、遅い新人君だけになってしまって、さらに進まない、、。

私達の順番が廻ってくる寸前にようやく、消えていた1人が戻ってきて、さらに、もう1人増えました。3人制になってからは早かったです。私のあたった人は、チェッくゼロでスタンプを押してくれたので、ああ、あなたが早くからここにいれば、と思ってしまいました。(笑)

いやあ、はっきり言って、50分ー1時間、ずーっと立って待っているのは現地ガイドとしてはつらいものがあります。拘束時間オーバーと言いたい(笑)。

そもそも、ガイドの仕事は飛行機の手続きであって,税関は別仕事ではないのか?(笑) ツアーに免税店が含まれていて、そこで作った税関書類だったら理解できますが、フリータイムで買ったお買い物の書類を、お客様が返金してもらう個人的目的のために、おつきあいするのもガイドの仕事なんでしょうか?

・・・と思うと納得しないので,思わないようにして(笑)、あきらめて、お手伝いしていますけれど。お金のことは重要ですからね。

空港によってはスタンプを押してもらうのは手荷物検査を入った空港内にあるのです。そこはガイドが同行できないので、ガイドは免税は手伝いません。(もちろん添乗員がついているので、添乗員が案内します)そういう空港がうらやましいです。(笑)マドリッドは内部にあると聞きましたが、バルセロナは外なのですよね。

ちなみに、添乗員さんは他のお客様と内部に入られるので、手荷物検査通ったところのベンチで、免税のお客様を待ってらっしゃったりします。どのぐらい待っているか分からないので1時間待つのもつらいでしょうが、ベンチに座ってられるだけ、良いです。

今日は2人のとてもユニークなお客様と、中身の濃い話で盛り上がり、いやー、良い話ができましたと皆さんポジティブにおっしゃってましたのが、不幸中の幸いでした。お客様も不機嫌になることはありますからね。

私は最近,昼の時間帯の仕事が多く、週に何度も(!))1時間並んでいると、つらいです。腰も痛くなってきます。もう若くないもので、、(笑)。免税の人がいなければいいな、とこっそり、祈るようになってしまいました。(笑)

・・ということで、昼間に日本へ帰る帰国便を使う方で、免税の手続きがある人は、覚悟していきましょう!!

ちなみに去年までは番号制で、番号をもらってれば、椅子に座ったり、チェックインに行ったりできましたが、廃止されましたので、今は行列に並ばなくてはなりません。

朝早いヨーロッパ乗り換え便の時間帯は、そこまでの行列ではないですね。並んだとしても30分前後、もしくは全然並んでいないわ♩ということも多いです。

ピカソ美術館も入場制限スタート & サグラダファミリアの当日券状況

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ゴールデンウィーク中はヨーロッパでもメーデー(5月1日)があるため、連休でした。ですから、観光シーズン中と同様に、非常に混雑する日です。

サグラファファミリアではどういう状況だったか、というと。
当日券は何時間先まで売り切れ、でした。


前売り券を購入済みの知合いが、間違えて、当日券売り場に並んでいたそう。すると係員がやてきて、「今並んでいる人は19時の入場になります」と伝えてにきたそう。

それでも良いという人々に、19時という仮チケットを配って、解散させていたそうです。

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パスポートを盗られてしまったら、すぐに日本の役所で戸籍謄本か戸籍抄本を取得せねばなりません!!

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パスポートを金曜日の朝(スペイン時間)に盗られてしまったお客様がいます。
(郊外のホテルのロビーで、出発前の置き引きです。最近多い手口)

添乗員とお客様はクレジットカードをストップしたり、領事館に電話したりしてらっしゃいましたが、金曜日だったため、一刻も早く戸籍謄本/抄本が必要でした。

最近はパスポートの即日発行が可能だそうですが、戸籍謄本か戸籍抄本が必要です。(本当は翌日発行。緊急の場合は相談できます)

日本の家族や友達に連絡し、役所に取りにいってもらわくてはなりません。取得の場所は戸籍のある役所になります。

そして結果的にこのお客様は間に合わないため、即日発行ができず、月曜日まで待つことになってしまったのです。
幸いツアー客で、バルセロナからマドリッドへバス移動のため、そのまま、移動されて、マドリッドで発行手続きを受けました。

でもその間、なんとなく不安ですよね。
またもしも移動が飛行機という場合はパスポートの提示ができないため、ツアーと一緒に移動できないところでした。

このお客様の場合は、ご家族も役所に行くのに遠い場所であったこと。
朝9時盗難の時点で、日本時間は16時。
電話して家族が都合をつけて、役所まで移動しても、どっちにしても間に合わなかったであろう、、ということでした。

もし盗難にあった瞬間にすぐ電話していたら。
間に合うか間に合わないかの瀬戸際だったかも、、とおっしゃっていました。

もしもこれが帰国日やその前日だったら3日も足止めはつらいところ。
状況によっては、すぐに頼んでいれば、、と後悔することにもなりますから、パスポート発行が必要な方はとにかくすぐに日本のご家族へ連絡することをお勧めします!


ところで一番良いのは戸籍謄本か抄本を取得してくること?
同僚ガイドに聞いたお話ですが、ビジネスマンのVIPなお客様が数年前にスペインに来てパスポートの盗難にあってしまったそうなんです。

そして数年ぶりにスペインへ来て、またパスポートの盗難に。2度も遭うなんて、、と思ってしまいますが、お客様は今度は念のために功績抄本を準備してきたそうで、おかげで手続きがスムーズ。「いやー、用意して良かったですよ」と喜んで?らっしゃったそうです。

そんな準備をするぐらいだったら、パスポートを盗られない対策をしてくれい!と思ったりもしますが、たしかに戸籍謄本/抄本があると、便利なのであっぱれという感じも。(笑)

写真は現地で撮ればいいですが、写真も準備。すべて準備してらっしゃったので領事館へ案内するだけだったそうです。

ちなみにパスポートの再発行に必要なものは大使館のホームページで確認しておきましょう。


サグラダファミリアでヘロデ王の彫刻から、左足が落下

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サグラダファミリアの生誕のファサードにある、ヘロデ王の彫刻から、左足が落下しました。
けが人は出ず。

けっこう、でかいです。


低いところにある彫刻ですが、高いところから落ちてきたら、イチコロに?
現在、安全面から、彫刻をチェック、、ということですが、チェッくして落下しそうかどうか、わかるのかな?

みなさん頭上に注意しましょう!?
(しょっちゅう行っている私達ガイドが一番、危険性の確立が高い!?)


写真は新聞のel Periodicoより。