コロンブスのサンタマリア号、ハイチ沖で発見か

中米ハイチ沖で見つかった沈没船の残骸が、探検家コロンブスが1492年に米大陸に到達した際に乗っていた船団の旗艦サンタマリア号の可能性が高いと、米国の海洋探検家らが14日、ニューヨークで発表した。

 この探検家はマサチューセッツ州のバリー・クリフォード氏(68)。AP通信などによると、同氏らは2003年、ハイチ北方沖の水深約4・5メートルの浅瀬で、15世紀のものとみられる大砲など沈没船の残骸を発見。コロンブスの日記と突き合わせた結果、「地理的、考古学的なあらゆる証拠が、この船がサンタマリア号の残骸であることを強く示唆している」と結論づけた。

 大砲はその後、何者かに持ち去られたが、船は大半が原形をとどめ、ハイチ政府が許可すれば引き揚げ可能という。サンタマリア号は1492年、ハイチ沖で座礁。コロンブスは船を放棄し、僚船でスペインに戻ったとされる。

 専門家からは「断定するには早すぎる」と慎重意見も出ている。ロイター通信によると、ハイチ当局者も否定的な見方を示した。
(2014年5月15日 読売新聞)
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