95歳以上で一人暮らしの老人が1500人も!

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2014年6月30日付けの住民登録によると、20万3170人がバルセロナで一人暮らしをしています。住民の8人に1人が一人暮らしの計算です。
うち80歳以上の一人暮らしは4万2000人にのぼります。

しかしもっとも注目するのは95歳以上の一人暮らしが1547人もいることです。うち女性は1297人、男性は250人。


これは特に女性に多い傾向にあり、
12万6225人が女性で、7万6945 人が男性です。


95歳以上が住む場所はEixample地区, Sant Gervasi-Galvany地区、グラシア地区に集中しています。


95歳以上のバルセロナの住民は、4578 人。女性が3170人、男性が868人です。

24歳以下で一人暮らしをしている人は2995人。女性が1639人、男性が1356人。

(新聞La Vanguardiaより)



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スペインではアパートのシェアが多く、一人暮らしを好まない傾向にあります。 日本人とは反対。わいわいやるのが楽しいという考えです。またワンルームのアパートが少なく,3部屋など部屋数が多いアパートも多いこと、一人暮らしするようなお金もないいこと、もあるでしょう。

その割には24歳以下の一人暮らしもずいぶんいるなと思いましたが、もしかしたら外国人かもしれません。スペイン以外の欧米の人たちはスペイン人よりも一人暮らしをする人がいます。

80歳以上、95歳以上の一人暮らしが多いですが、子供達と同居する家族は少ないです。
個人的には、年老いた親と一緒に住んでいる、、という話は一度も聞いたことがありません。
そのかわり、同じアパートや近所のアパートに住んでいて、よく顔を出す家族は多いです。

老人ホームも多いですが、やはり老人たちはホームにいくのを嫌がります。
友人が「老人ホームに入れたりするのも、入れられたりするのも、悪いこととする風潮がまだまだ残る」と言っていました。

年老いた老人が一人で住むのは心配で、どうにか老人ホームに入れたいけれど、、という話もよく聞きます。
活動的な母だったのに家をまったく出ない。老人ホームに入ったら他人としゃべったりして、本人も楽しく、家にいるより充実した時間を過ごせると思うんだけれど、、と子供達は言ってますが、老人たちは「絶対に拒否」の姿勢らしく、なかなか難しいようです。

家にお世話の人が入ることが多く、通いでお手伝いさんが来ることもあります。
中南米の人たちが多いです。
スペイン老人事情でした。

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