バルセロナでたばこのポイ捨て罰金 すでに105件!

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スペインではみんながよく道端にたばこのポイ捨てをします。
携帯灰皿を持ってくる日本人旅行者はよく絶賛されます。

しかしあんなにポイ捨てをするのに、実はバルセロナでは罰金を取られるのです。

新聞記事の抜粋よりどうぞ。

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多くのバルセロナ市民が、しかもものすごく大部分のバルセロナ市民が知らないことだが、公共の道にたばこの吸い殻を捨てると処罰の対象になる。

昨日バルセロナ市役所は、通り、もしくは公共の場所に、たばこの吸い殻を投げ捨てた市民に罰金を科した数は、今年すでに105件にのぼっていると発表した。


警察は、このタイプのマナーの悪い市民に罰金を科すのは簡単なことではないが、罰金よりも意識を促すことが目的だと述べた。

105人の罰金額は90.15ユーロからだが、その場ですぐに支払えば70%の割引が適用される場合もある。

罰金の対象になるのはタバコの吸い殻だけではなく、ガム、ゴミも含まれ、道路・土・公共の設備などに捨てることはできない。

その他、公共の場所やその設備や壁に、色を塗ったり、絵を描くことも禁じられている。
無許可の広告を貼ること、
公共の場所で車を洗うこと、
つばをはくこと、
道で用を足すことも禁じられている。


Vanguardia 10月8日記事より抜粋。

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公共の場所で車を洗ってはいけない!とは知りませんでした!
日本だったらよく見る光景ですよね、家の前で車を洗うなど。

でもこちらでは公共の場所は通行の邪魔になるという考えで、邪魔になる行動は禁じられています。
記事には出てないですが、公共の場所でカメラの三脚を使うこと
通りでカフェなどが宣伝の看板を道路につきだして設置すること、なども禁じられています。

つばを吐く人は見かけないですが、落書きや、道で用を足す人は多いです。

道で用を足す人とは、男性や酔っ払いばかりではなく、女性も、子供も(親や祖父母がそのへんでさせる)多いです。来た頃はカルチャーショックでした。

ですから本当は罰金というのには驚いてしまいましたが、
多すぎるために、人々に意識を促して、マナーを向上させようという試みなのでしょうね。

皆さんも注意しましょう。

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