スペインでの新型コロナウィルスの流れー最初の感染者発生から、非常警戒宣言まで(1月31日ー3月16日)

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スペインの新型コロナウィルス状況の記録。
発生から非常事態宣言まで、をまとめてみました。
いつ、どのような割合で、非常事態にまで変わっていったのでしょうか?

 

♦最初の感染者発生から、非常警戒宣言まで(1月31日ー3月16日)

 

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・1月31日 カナリア州 ラ・ゴメラ島 ドイツからの旅行者1名 スペイン初感染者
・2月9日  バレアレス州 マヨルカ島 在住英国人1名     スペイン二人目の感染者
・2月25日 スペインで5人感染。バルセロナ在住イタリア人など、地方に分散し、各地一人ずつ。
・2月26日 セビリアで海外滞在経験のない初の感染者       地元発生とみなされました。

最初は島で起きているだけ。本土に入ってからも外国滞在経験のある人&軽症なので、のんびり報道でした。ここからほぼ毎日少しずつ増加してきます。最初の島での感染発覚から本土の感染発覚まで1か月かかりました。

 

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・2月12日 月末に予定していたバルセロナ最大の見本市 mobile 中止
開催していたらバルセロナが最初の感染震源地だったかもしれません。この時はバルセロナでは感染者がほとんどなかったので大げさという雰囲気もありました。中国などアジアから参加を控える会社が増えすぎて断念しました。

 

・28日 スペインにある英国領ジブラルタルが一部の感染発生地に過去14日間滞在経験者の入域禁止(日本含む)
・28日 カタルーニャ州・バレンシア州であらたに8名
人口比でバレンシアは感染者が多い方ですが、ミラノで行われたチャンピオンズリーグの対アタランタ(本拠地ベルガモ)との試合が感染を広めたという見方があります。実際バレンシアは選手とスタッフの35%が感染しました。Soccer-king.jp記事)
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【3月】

・2日 スペイン全土で119名(1日で46名増加) カタルーニャは15名(1日で6名増加)

このあたりから1日40〜60人増加していきます。

 

・3日 150名
・4日 15州198名
・5日 16州 237名 (マドリッドがダントツで90名。カタルーニャは24人)
カタルーニャではまだ少なかったので危機感なしでした。このあたりから毎日80〜150人増加していきます。

 

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・6日  365名
・8日 589名
女性国際デーで、マドリッドで大規模なデモ行進。
禁止すべきだったと批判あり。多くの政党も参加し、8日朝の時点で政府も政党ものんきだった事が分かります。直後の急増とは関係ないものの、その後、感染を拡大させた可能性が指摘されています。

 

 

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・9日 15時 999名 (マドリッド469名、カタルーニャは75名) 

 

17全州感染。この頃はメールを見る度に急増加。2倍に増えてる感覚があり、危険信号がともりました毎日600〜800人増加してきました。
・同9日 18時 1204名(1日で615名増加) マドリッド州全域、バスク州ビトリア市&ラバスティダ市は14日間大学以下すべての教育機関が休校
テレワークを推奨。スペイン全域に高齢者の介護を在宅で行うこと/慢性の疾患を持つ人は外出を控えること/呼吸器の問題や発熱などの症状がある人は自宅に留まり電話で医療機関に相談すること/個人でできる衛星措置の徹底/不要不急の旅行を控えることが勧告されました。

 

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・10日 政府がイタリア全空港からの直行便の運航を禁止
同日 1622人(死亡者35人) 1日で623人増加 / マドリッド州は782人/多い順にバスク州195人、ラ・リオハ州・144人、カタルーニャ州は124人 
同日 ラ・リオハ州も11日から15日間大学以下すべての教育機関が休校

 

首相はこの日に非常事態宣言をしたかったが、反対者がいたためにいったん見送られたとのちに報道されました。

 

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・11日 2128人(死亡者47人) 1日で506人増加

・12日 2950人 (死亡者84人) 1日で822人増加
同日 カタルーニャ州のイグアラダ及びその周辺3地区で封鎖令がカタルーニャ州政府から発表。バルセロナの観光地は12-13日で自主的にほぼ閉鎖しました。
イグアラダは大きな町ではありませんが、3月末現在スペインの中で人口比で最も死亡率の高い町となっています。革製品の町であり、2月のミラノの革製品の見本市に参加した人々が多かったと地元で噂されているそうです。(新聞の口コミ欄より)

 

 

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・13日4209人 (死亡者120人) 1日で1259人増加(マドリッド州で1990人、バスク417人、カタルーニャ316人、ラ・リオハ243人)
この日から毎日1200人以上の増加となっていきました。
同13日(金) 首相が非常事態宣言を発表。14日(土)内閣が承認し、新法律が発布。16日(月)からの施行が決定しました。
自宅待機の意識が国民にも広まります。買い出し。
別荘を持ってる人々が都会を離れ、感染の少ない地方や田舎へ移動し、村を散歩することから地方自治体が批判。海岸沿いバカンス用ホテルが早期オープンしたことにも批判。
・14日 5753人(死亡者136人) 1日で1544人増加 

16日 9191人(死亡者309人) 1日で1438人増加 (マドリッド州4165人、カタルーニャ903人、バスク630人)

 

同16日 スペイン政府により非常事態宣言(Estado de Alarma)による外出禁止令執行。食料品・医薬品以外のすべての商店閉鎖。すべての飲食店や娯楽施設などの閉鎖。

 

バルセロナではすべてのホテルも閉鎖しました。

同日 ニセ保健当局職員の自宅訪問による窃盗事件がニュースに。

 

●スペイン本土で初めて感染が確認してから約20日で非常事態宣言になりました。

 

 

●3月8日から、1週間強で、感染者589人から1万人近くという爆発的増加でした。

 

 

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最初の部分はほとんどが午後の政府プレスリリースの情報をもとにした在バルセロナ総領事メールを紹介しています。その日の最終人数とは違います。領事館管轄内の州の情報が中心です。3月20日以降はスペインの新聞をもとにした数字です。トップ記事を探して書いていますが、若干、日付が違ってるかもしれませんが、だいたいの参考にしてください。
 スペインで起きた事件も紹介しています。日本でもあるかもしれませんのでご参考に。一方でスペインならではと思われるニュースも紹介しましたので、日本との生活や習慣の違いとして御覧ください。

 

続きます。

 

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