感染疑いで6時間たらい回し → スペインではありえません

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スペインのコロナウィルス関連の話はあちこちで在住者が発信してますし書かないつもりだったのですが、日本で新型コロナウィルス感染者が増え、現場で混乱が起きているようなので、スペインではどのような対策が取られているか書いていきます。
 
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今日気になった日本のニュースはこちら。

感染疑いで“たらい回し” 搬送に6時間のケースも(テレビ朝日ANNより)

 
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スペインでは、最初の1週間であっという間に医療現場で感染が広がりました。医療関係者が次々に倒れてしまうのは最悪です。そのため受け入れ準備ができてない病院が患者を受け入れるのは確かによくありません
 
しかし新型コロナウィルスでは急に呼吸困難に陥り、ICUに入る重篤患者が多いのも特徴なので、6時間もたらまわしになれば命の危険性もあります。
 
スペインでは勝手に病院へ行かないように「まずは電話で問いあわせ」というシステムを取っています。早くから問い合わせ電話番号が州によって設置され、カタルーニャでは感染したのか、病院へ行った方がいいかを判断できるスマホのアプリもあります。
 
もちろん呼吸困難に陥るような場合は救急病院へ自分で行ったり、救急車を呼んだりできます。スペインは普段でも、緊急時は公立の大きな総合病院の救急部門へ行くんです
公立の病院は診察も入院も無料で、すべての人に受ける権利があります。公立病院が診察を拒否するのはあり得ません。そのため、今回も新型コロナウィルスの患者を請け負っているのはこれらの公立病院です。
 
日本でいうと国立病院・市立病院や大学病院にあたるでしょうか。バルセロナでは4病院あります。(間違ってなければ。Hospital Clínic, Hospital del Mar, Hospital de Sant Pau, Hospital Vall d'Hebron)
行く病院が分かっているのは大変ありがたいです。たらいまわしもありません。
(行って、長時間待たされることはよくあります)

 

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バルセロナは面積が101.3km2で、東京23区の中で、一番広い大田区と、2番目の世田谷区の合計よりも若干小さい程度の面積です。その中に4病院。人口は約163万人です(Wikipediaより)。
 
東京は人口密度が高いので面積では全然比べられませんが、バルセロナでは誰の家からも車で10分程度の距離にはこれらの病院があります。
 
ICUが飽和状態で、オーバーする危険性を含むため、スポーツ施設などにICUも含めた仮の病院も4か所設置しました。使わなかった場所もあるそうですが、まだ秋の再流行も予想されるのでそのまま保存される予定です。
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