カードキーは開かなくても当たり前!?

ヨーロッパの古いホテル。鍵式には”コツ”が必要で、なかなかドアが開かないことが昔もあるにはありました。今はすっかりカードキーが主流です。軽いし、使い回しができるし、フロントに預ける必要もありません。年配の方でもラクに使えます。

ところが一つ難点があるのですが、ドアが開かない(機能しない)事態が発生します。しかもこれが日常茶飯事なのです。ドアが開かないだけで怒る方がありますが、こんな当たり前の些細なこと、怒り損です。しかも実は自分のせいであることもありますから要注意。

カードキーってそもそもどういう仕組みなんでしょう?詳しくは下をどうぞ!



カードキーの仕組み

私も(えらそうにに言いつつ)詳しい仕組みは知らないのですが、だいたいこんなものであろうということで聞いてください。

カードキーには鍵穴がありません。ではどのようにドアは開くのか??
カードキーを作る際にフロントの人達がコンピューターをいじったり、カードキーをぺたりと平面の機械のようなものにくっつけたりしているのを見たことがあると思います。これは部屋番号とカードを関連付けているのです。つまりこのお部屋であればドアを開けていいですよ、という情報をカード本体に送り込む。これがカードキーの基本的な仕組みのようです。

この情報入力はカード本体だけでなくお部屋のドアにも同様の情報が伝わるのでしょう。鍵を作り直してもらうと前のカードキーでは開かなくなります。そしてチェックインごとに新しいカードキーが作成される、そういう仕組みなのです。(カード本体は使い回しですが、内部の情報を変えています)



カードキーでドアが開かない頻繁度はどのぐらい?

40人ぐらいのツアーであれば、チェックイン後だいたい一組は降りてらっしゃって「ドアが開きません」と伝えてきます。そのぐらいフツーに起きることなので、鍵が開かないなんてトラブルの部類にも入らないぐらいです。

旅慣れている方ほどよくご存知。「このホテルは3回目だけれどいつも最初はドアが開かない」と笑っている方もありました。これに関してはカードキーの作成上、仕方のないことと割切りましょう。クレジットカード、携帯電話、パソコン、ビデオなど磁気の含まれているものと一緒にしている反応してきかなくなることもあるとか。カードキーをうかつな電化製品と一緒にしない方がいいですね。

ドアが開かなくても大騒ぎする必要はありません。カードキーを持ってレセプションに開かないと伝えればいいだけのこと。頻繁に起きるので相手も心得ています。3秒で作り直してくれて、お部屋へ入れます。ですからそんなに怒らなくてもいいことですよー。



カードキーについてレセプションへ伝えられない人は? 

たまたまでしょうが最近3組も耳にしました。カードキーで部屋が開かないと大騒ぎする方。そしてそれを旅行会社へ電話をしてきて文句を言う方。レセプションへ伝えてくれと依頼する方。

大騒ぎする方は・・・。何もかも完璧な日本に慣れているか、旅のトラブルに対処できない人かしら。ヨーロッパを旅していると確かに「忍耐」が必要ですが、旅行中にはもっとあらゆるトラブルが起こりえます。カードキーを作り直してもらえば3秒で解決することに大騒ぎをしている人に個人旅行などできるのでしょうか。

レセプションへ言えない人は・・。困りましたね。カードキーを持って「I  Can't open」と言えなくても、「NO オープン」でもいいです。英語は間違っていても意味が伝われば構いません。カードキーを見せて「ノー」と首を振るだけでも通じます。そのぐらいのカタコトはうちの年老いた両親だって言えるので(身振り手振りも得意)、それができないのに個人で旅行をしていることに私達は大変驚いてしまいます。




私はひとつ持論があるのですが、自分で小さな要望も伝えられない人は添乗員さんつきのツアーに参加すべきです。何かあってもはっはっはと笑える人か、適当に身振り手振りでやれるぐらいの人でなければ旅をしても気苦労で疲れてしまうだけでしょう。まずはツアーでしばらく旅慣れてみること。個人旅行はそれからでも遅くはありません。
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