スペインのロックダウン解除 Fase0 / 接客業の店舗オープンにあたっての義務・対策

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スペインで3月14日に営業を禁止されたすべてのお店が5月4日から条件付きでオープンできることになりました。Fase 0(0段階目)です。

 

 

法令を読んでみましたので、詳細をお伝えします。

 

 

 

例外は、400m2以上の店舗面積のショップと、ショッピングセンターやモール内にあるショップ(外に出入り口がない店)です。これらはまだオープンできません。

 

 

オープンできる条件・対策

 

・予約制にし、従業員一人につき顧客が一人の割合。店で待たせない。

・店員と顧客は距離を置く。無理ならば窓越しか仕切りを設置。

・65歳以上の優先時間を設ける。時間帯は散歩時間内とする。(年齢別散歩時間帯について

 

 

●接客業の衛生規則

・1日2回消毒すること。特に人がよく触る場所の表面。うち1回は閉店時が義務。もう一回は昼休み休憩中が望ましい。(使う消毒の種類なども指示)

・スタッフの交代事に消毒。とくに仕切り、キーボード、パネル、レジ、クレジットカード関連機械、仕事道具など。

・従業員が二人以上の店舗では、化粧室・更衣室・休憩室などの従業員ゾーンも消毒する。

 

・制服や、仕事時に使った服装は、毎日60-90度で洗濯する。

・店内の十分な換気を保障する

 

・顧客は緊急時以外、店舗のトイレを利用できない。緊急時で利用があれば蛇口やドアも含めすぐに消毒する。

・すべての店舗で、できれば蓋とペダル付きのごみ箱を起き、使い捨てやティッシュなどが捨てれるようにする。

 

 

●接客業の従業員への対策

・次のような従業員は顧客応対ができない。

― 新型コロナウィルスで隔離中、もしくは店のオープン時に該当する症状がある者

ー 症状がなくても、濃厚接触者として隔離中の者

 

・経営者はアルコールジェルなど従業員の感染防止のための準備を整えること。従業員と顧客、もしくは従業員同士が2m以上の距離が保てない場合はマスクの提供が義務。派遣社員へも同様に扱う。

 

・従業員同士の距離は最低2mを保てるように、持ち場や勤務形態を変更する。従業員と顧客は仕切りがあれば最低1m、なければ最低2m。

 

・美容院やエステなど距離を保てない職業の場合、ふさわしい感染防止対策を従業員にも顧客にも提供すること。またこの場合でも顧客同士の距離は2mを維持すること。

 

 

・従業員同士2mの距離は、食堂、更衣室、キッチンなどの従業員ゾーンでも維持すること。

 

・従業員に感染が疑われる症状が出た場合は、すぐに州ごとの対応番号へ電話すること。従業員は医療関係者に職場復帰できると診断されるまでは職場に戻れない。

 

 

●店舗内での顧客への対策

・店内での案内は必要最低限の時間とする。

・顧客同士が2mの距離を保てるように、床へ印をつけるか、何か目印を設置する。距離を保ったとしても一人の店員が同時に二人への応対はできない。

・店舗入り口に保健省認定の消毒ジェルを設置する。

・セルフ・レジでは従業員一人が機械を扱い、顧客は直接触らない。

・試食はできない

・衣料品店や、服のお直し店で、試着室を利用した場合は、一人の利用ごとに消毒する。

・試着して購入されなかった品物は、次の利用までに衛生処置をするよう、経営者が対策を導入する。

 

 

3月14日に営業停止令が出ていないお店は、上記の限りではないが、以前に決められた条件は満たすこと。

(カルメン注・食料品店や薬局などが該当します。そちらも別の条件がありました)

 

 

BOE(スペイン官報)より(PDF)

 

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長いので飲食業は次の記事へ。

 

試着は厳しいですね!

私が洋服屋だったら、試着なし・返品なしでお客様にお願いするかも。

 

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これらの条件は5月3日(日)夜に発表されました。

5月4日(月)からのオープンには間に合わず、準備・検討中の店舗も多いそうですが、初日の開店状況はどうだったのでしょうか?

 

美容院だけはみんな待ってましたとばかり、予約がたくさん入り、50%ほどが営業。

それ以外の店舗は20%の営業。

厳しい条件のある飲食業は2%程のオープンとなりました。

 

新聞La Vanguardiaの記事より

 

 

 

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