3日もいれば朝食は飽きて当たり前!?

ホテルの口コミを読んでいると、朝食のクレームが時々出てきます。朝食はホテル選びの重要なポイントのようで、内容の豊富さ、ホット・ミールの有無、卵料理などをその場で作ってくれるかどうか、などの口コミが提供されています。

その中で私が疑問の思うクレームが2種類あります。
・朝食は豊富だが毎日同じで、何日もいると飽きてくる。
・朝食料金が高い。

これって本当にクレームなんでしょうか?
またどうやったら上の文句が回避できるのか?

続きをどうぞ。

 

まずこちら。
朝食は豊富だが毎日同じで、何日もいると飽きて来る
しかも何日ぐらい滞在したかというと、5日とか1週間とか長い滞在の人たちなんですね。

ずばり言うとどんなに豪華で豊富な朝食でも限度は3日まで、です!欧米人風にコンフレークを食べてみようかなとあれこれ工夫をしても2日あればだいたい全部食べてしまいます。3日目はその繰り返しなので3-4日めにはもう飽きてきて当たり前です。

 

フルーツやジュースやパンに種類があっても要するに置いているものはパン類、ソーセージ・ハム類、フルーツ、ヨーグルト、チーズ。たまにサーモンやケーキ類。種類が多そうにおおまかに食品の分類で分けると限界があってどうしても飽きてしまいます。

日本のホテルではもっと素材豊かな朝食が出たり、和食や洋食などインターナショナルなチョイスもありますが、ヨーロッパでは1週間滞在して朝食に飽きないことなんて皆無です。

 

朝食の少なさは理解できますが、朝食が豊富だと認めつつ6日いると飽きるというのは私にとってはクレームの対象とは思えません。欧米人はいろいろ食べるよりも、自分のお気に入りを毎日同じように食べるのが好きなんです。外国の人たちは朝食はワンパターンなのであれで十分いけますので、日本人ならではのクレームと言えるでしょう。

 


そういえば「朝食に野菜がない」「朝食に温野菜があればよかった」という口コミも読みましたが、朝食に野菜、ましてや温野菜が入るスペインのホテルなんて本当に少ないです。

さて数日滞在で、ホテルの朝食に飽きない方法は・・・・?
・ホテルの朝食を毎日食べない。


日本人は必ずホテルで朝食を食べますが、欧米人はそうとは限らず、外に食べに行く人が多いです。1週間近くも滞在するならたまにはホテル近くの別のカフェで朝食はいかが?安くつくし、地元の人の朝ごはんを観察できて楽しいです。朝寝坊の方はブランチを兼ねた朝ごはんでもいいでしょう。

・ホテルを変える
荷物の移動が面倒ですが、最近私はドドンデ・コムのレポートのために長い滞在は2ホテルに分けて滞在しています。ホテル好きには比較も楽しいのですが、その時に思ったのが朝食。長い滞在はどうしても朝食に飽きが来るので、結果的に2ホテルに分けてよかったと思ったものです。皆さんもお試しあれ!?



さて。もう1つのクレームは
・朝食料金が高い。
これはスペイン人がよくクレームしています。ホテルの朝食はどうしても一般より高いですし、高級ホテルほど値段も上がります。私はロンドンで4500円の朝食というものを経験し、食べるかどうか悩んだ末にいったいそんな豪華な朝食がどれほど豪華なのか?1度だけ試したことがあります。

 

結論から言うと、朝食はホテルで食べなくてもいいのです。お部屋の値段はあなたが必ず支払わなくてはいけませんが、朝食は高ければホテルで食べなければいいし、高くても食べようと決めたのは自分であるならそれはクレームにはできません。「朝食はホテルで食べるもの」という固定観念を捨て、お値段をチェックし、朝食内容を比較し、不満であれば外で食べればいいですね。(ホテル周辺に食べるところがあればですが)

ちょっとした朝食工夫のご案内でした。

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