2012.05.07 Monday
スペインの禁煙法
どういう場所で禁煙なの?
屋外であればどこでもokです。ホテルを出たところ、カフェの外のテラス席、どこでもどうぞ。歩きタバコをしている人も増えました!韓国では屋外であっても吸う場所にも困りますが、スペインの場合は吸う場所に困るわけではないのでご安心を。
禁煙になったのは建物内です。それと公共機関。職場。空港や駅もダメ。
ホテル
(カフェやレストランでは2011年より室内全面禁止に変更となりました。詳細は別記事をどうぞ)
職場では全面禁止となり、喫煙コーナーを設けることも禁じられてます。野外に吸いにいかなくてはなりません。視察でスペインで会社や工場を訪問する方はご注意を。これについては疑問の声があがり、改善されそうな感じですが。(工場の敷地が広い時など。サボリが増えてしょうがない・・ようです)
子連れの方も自動的に禁煙コーナーです。選択の余地はなし。
たとえばホテルの煙草が許可されている部屋など、子連れで入ることはできません。
ホテルでの喫煙場所&状況は・・・?
ホテル内のBARで喫煙okというホテルがあります。でもこれも数えるほどしかありません。もっと多いかと思っていましたが、えー、こんなに大きなホテルなのに吸える場所は全く作ってないの?というホテルばかり。吸ってもいいのはホテル内の喫煙ルームだけ。お部屋の中以外の場所では吸えないホテルが圧倒的です。
部屋で吸えるのならいいやと楽観視してはいけません? SMOKING ROOMの数がこれまた少ないのです。私がざっと見たところホテルの部屋数の2割前後でしょうか。ホテル到着が夜になる人は喫煙ルームが確保できない可能性もあります。うちのお客さんはスモーキング・ルームでお願い、と伝えると、ホテルマンがよく困りまくっています。
たまーにノンスモーキング・ルームだけれど吸っていいですと許可をくれるホテルもあります。灰皿も持ってきてくれます。そこはスペイン!??でもそれも数えるほどのホテルです。
逆になんと!「全室禁煙ルームだけ」というホテルもあるのです! 私は煙草は吸いませんが、そりゃーかわいそうだろうーと思います。個室内は他の人に迷惑をかけないのだから、いろんな人に対応できるように少しは喫煙ルームを用意してあげればいいのに。
部屋が禁煙だった、さてどうする??
大騒ぎする人もいそうですが、どうにもならないことを騒いでも疲れるだけ。喫煙ルームがないときには文句を言って騒ぎ立てたからといって喫煙部屋がふってわくわけではないのです。
ホテルの外に一歩でれば吸えるのだから、ここは気分を変えて、多少の不便はあっても結果オーライとしましょう。
一応ホテルの人に聞いていると、前述のように「窓をあけていいよ」と言ってくれるところもあり。
ちなみに私の友人は喫煙者なのですが、喫煙ルームのほとんどが2階だとか下のフロアーであることを不服とし(多くのホテルでそうでした。)、どうしても上の階に泊まりたい=ゆえに部屋では禁煙でもokと主張しました。結果、どうなるか??1日3回ほど、ホテルの外で喫煙タイムとなるのです。一人ではかわいそうだろうと私もおつきあいをしたのですが、冬は寒くて凍えます!吸う本人は満足のようですが、お付き合いの人は冬は覚悟しましょう。(^^)
でも気持ちの良い日だっので、スペインの街角に座り、煙草を吸う友人と一緒にのんびりと過ごす時間もなかなかよかったです。外でも容易には吸えない国もあることを考えると、外で自由に吸えるだけでもまだ幸せもの!?
そんな悠長なことは言ってられない!という人は事前にホテル側に強い強いリクエストをしておく or 到着日は我慢し翌日は部屋を変えてもらう、などの手段をどうぞ。