罰金払うまで運転できません!?

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スペインでは駐車違反、飲酒運転などで検挙されてもなかなか皆さん罰金を支払いません。無視、無視、無視です!(笑)

それに対抗しようと新しい法改正が予定されています。これがなかなか画期的です。罰金を支払うまで車が動かせなくなります。(これ、前も聞いたことがありますが、他の国の話だったでしょうか・・・?)

許容範囲を超えたアルコール摂取(0,25gm)、ドラッグ使用、アルコール検査の拒否、高速で時速191kmを超えるか市内で101kmを超えるスピード違反、逆走、無許可のレースに参加すること、などのケースに適用されます。

他の車を運転するのは構いませんが、自分の自動車は自宅の駐車場で固定され使用ができません。

また、2つ以上の重い法律違反で罰金を支払っていない車の販売が禁止されます。
また運転に関する違反(アルコール、スピード、ドラッグ、シートベルト、携帯電話)の、2つ以上の重い違反の罰金を支払っていない場合は運転免許証更新もできません。


現在罰金額の見直しも進められています。なんと18年前から値段の見直しがされていないとのこと。

新聞El Perioicoよりニュースでした。

スペイン人のイスラム血は何%?

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変なタイトルですみません。
スペインのイスラム共存は7世紀に及びますが、遺伝子的にどのぐらい影響があったのかスペインで調査がありました。結果はユニーク。11%が北アフリカ、20%がセファルディ(ユダヤ)、残り69%が地元イベリアの遺伝子を持ちます。

特に北アフリカ(ここではイスラム系と言いたいようです)の影響があったのはガリシア、カスティーリャ地方北西部。約21%を占めます。逆に最もイスラム民族が長く住み着いた土地グラナダでは少なく、現在の住民の2%程度という驚くべき結果でした。

理由はレコンキスタの後も、キリスト教に改宗したイスラム教徒がすみ続けたことがあるでしょう。実は17世紀にフェリペ3世が改宗キリスト教徒の追放を命じたことがあります。当時アンダルシアとバレンシアに20万人とされた改宗キリスト教徒がすんでいましたが、多くはアルジェリアに逃げ、一部は追放の手のゆるかったイベリア半島北部へ逃げています。

カタルーニャに逃げた改宗キリスト教徒は少なかったようで、北アフリカの遺伝子を持つのは2%。6%がユダヤ。92%が地元です。地元の遺伝子率がダントツで高いのはカタルーニャとバスク地方で、(独立したいなんて言う人がいるわりには)もっともイベリア的遺伝子を持つ地方です。

スペイン全体にユダヤ人の率が高いことも調査の驚く結果となっています。
スペインでは国内移住(移民)の歴史もあるため、遺伝子調査は現在住んでいる場所ではなく、調査者の祖父の出身地で調べられました。
LA VANGUARDIAの新聞ニュースより紹介しました。


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