在バルセロナの各国領事館と警察が泥棒対策

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新聞に出ていた記事より。

アメリカ合衆国の在バルセロナ領事館が8月に再発行したパスポートは786冊。うち25%が街中で(その半分がランブラス通りで)。10%が地下鉄で。8%がレストランやバルで。

今年バルセロナに旅行した日本人観光客の30%が地下鉄での盗難の被害にあっっている。


フランス領事館が把握した数字によると、7,8月の2ヶ月に警察に盗難届けを出したフランス人は1000人。
ドイツ領事館は今年に入って、全部で1209冊のパスポートを再発行した。この数字には領事館の管轄であるバレアレス諸島やヴァレンシアも含まれる。
デンマークの領事館がこの夏再発行したパスポートは101冊で、去年より20冊ほど多い。
マドリッドにあるニュージーランド大使館によると、スペインでの盗難届けの80%がバルセロナでの被害。



2010年10月12日 EL PERIODICO WEBより。

・・・
バルセロナに来る日本人の30%が・・・というのは何かの間違いじゃないかと思いますが・・。(前から思っていますが、こちらの新聞の記事は書き間違いが多いです。明らかに違うんじゃない?ということが書かれていることがあります)盗難にあった日本人の30%が・・、かな?

しかし全然安全そうだーと帰る日本人観光客も多いですが、たしかにスリはこの1-2年ものすごく増えました。前から多かったですが、観光客の数も増えたし、見かけるスリの数も本当に多い。特に目に付くのが地下鉄の盗難と偽警官です。

先日、地下鉄の電車に乗ったとたん、あ!スリだと思う女の子達。(地下鉄はだいだい女子軍団です)
案の定混んでいたのですが、フランス人老夫婦のカバンに手が入っているので思わず、「気をつけて」と手を伸ばしてふさいじゃいました。気づかれた!と気づいた女泥棒たちは、2人かと思っていたら、なんと4人組みでしたが、私に向かって1人が睨んだ後、閉まりかけるドアを無理やりこじあけて、電車を出ていきました。

あきらかに気づいているはずだけど、何の反応も出さない周りのスペイン人たち。
そう。スペインでは危ないから手を出すな、かかわるなとよく言われていて、皆さん見事に知らん振りします。「襲われてだいぶたって、スペイン人が助けに来る」という声をよく聞きます。日本でも刺されたりするぐらいだから現代ではそれが賢明なんでしょう。

しかし分かっていても、私は黙って見てることができずに、ついつい手が動いちゃいました。


能天気なのはフランス人夫婦と、そのすぐ横にいたアメリカ人の女の子3人組。5人とも楽しそうにおしゃべりして笑っていて、何が起こっていたにも全く気づいていませんでしたね。ちょっとむなしくなった瞬間・・?


皆さん、くれぐれも気をつけましょう!
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