2012.07.19 Thursday
スペイン国王も減給 欧州危機で7%
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スペイン王室は17日、欧州債務危機を受けた財政赤字削減のため、フアン・カルロス1世国王ら王室関係者の給与を7・1%減額すると発表した。各公務員の減給分と同率。
年間の減給額は、国王が約2万ユーロ(約200万円)、フェリペ皇太子が約1万ユーロ。AP通信によると、減給後の給与は国王が年間で27万2千ユーロ(約2600万円)となる。
国王らは12月に支払われるのが慣例の「ボーナス」も返上。王室によると、2012年の王室予算は11年より9万〜10万ユーロ削減される。
スペインは経営難に陥った銀行救済のため欧州連合(EU)に支援を要請。今月11日には、日本の消費税に相当する付加価値税の引き上げなど追加の赤字削減策を発表しており、王室も削減努力を示した。(共同)
(Sankei BIZ より)