「ユダヤ人殺し」という名の町、住民投票で改名へ スペイン

【5月26日 AFP】スペイン北部の小さな町「カストリージョ・マタフディオス(Castrillo Matajudios)」──スペイン語で「ユダヤ人殺しの砦」を意味する──で、1623年から継承されているこの「不吉な町名」の改名の是非を問う住民投票が25日に行われた。

 ロレンソ・ロドリゲス(Lorenzo Rodriguez)町長によると、開票の結果、29対19で改名への賛成票が反対票を上回った。

 住民はまた、これに代わる町名として、「ユダヤ人の丘(小山)」を意味する「モタ・デフディオス(Mota de Judios)」の採用を決定。この新しい町名は、不快なニュアンスが少ない上、その名前が持つ歴史はいっそう古いとされる。

 町役場は、6月3日に今回の投票結果を再確認した上で、新しい町名のための事務手続きを開始する。手続きには、6か月〜1年かかる見通しだという。

 町長によると、この町ができたのは1035年。財産すべてを没収され、住居を追われたユダヤ人たちがこの地に定住したのが始まりだという。しかし1492年に、当時のカトリックの君主がユダヤ人をスペインから追放することを決め、改宗したユダヤ人だけがこの地に留まることを許された。(c)AFP/Gabriel RUBIO - GIRON
(AFP国際ニュースより)

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余談ですが、私の知り合いはマタモロス(Matamoros)と言います。
その名もモーロ人殺し。
すごい名前ですね、、。Extremadura出身です。

Suspiro de Moro(モーロ人のため息)という名前の峠がありますが、そのぐらい情緒あふれてれば良いけれど、、。

郊外のホテルで置き引き

JUGEMテーマ:旅行


時々、聞いた盗難のケースをブログに書くことにしました。

別ページで出しているように、盗難の対策をきちんとやっていれば、手口がどうであっても盗られることは少ないと思いますから、読みたくない人はとりあえず盗難対策を。

時間があって手口を読んでおこうという方向けに書いてみます。
だいたいポターンがあります。



郊外のホテルで置き引き
郊外のホテルから来るグループをバルセロナで待っていて、、「遅いなあ、、」と思っていたところ、。
バスが到着するなり、お客様がホテルでカバンを置き引きにあったと聞きました。

この日はよりによって日曜日。観光のあと、午後のフライトで帰国する予定でした。、、が、パスポートがカバンに入っていたため、帰国出来ず。ご主人も一緒に残られて、お二人は延泊して、翌日帰国されました。

実は長いガイド歴で、パスポート盗難で帰国できなかった私のお客様は初めてでした。ですから私としても大変ショックでした。

普段は領事館があいていれば、帰国証明を出してもらって、パスポートがなくても帰れます。

日曜日やあいてない時間でも昔はどうにかなったケースもあります。
航空会社のオフィスに詰め込み、日本の警察で犯罪証明みたいな連絡をしたり、いろんなことをして帰国するだけなら、ということで領事館に行かずにOKが出たこともあります。だから、本当に帰れなかった方は今回初めてでした。
(帰れなかった人のアテンドはありますが、私のお客様は皆さん全員帰国してたのです)

手口を聞くと、
ロビーで椅子に座っていて、ご主人と交代でトイレにいき、その時にソファーにカバンを置いてトイレに行ってしまった。よくあるケース。置き引きはホテルが一番多いです。皆さん、安心してそのへんに置いちゃうから。


お金だけ盗られてカバンはさっさと捨てられることがあるので(本当に見つかったケースも過去に何度かあります!)、ホテル周辺を探したそうですが、見つからなかったそうです。

郊外のホテルはよく「こんなところまで泥棒は来ないだろう」とおっしゃるのですが、郊外のホテルは多いです。車に乗って高速ですぐ逃げやすいから。日本人の姿を見るようになったら、郊外のどのホテルも一度は盗難騒ぎが起きます。そして盗難が起きるまではホテルのレセプションもポーターも「ここには来ないよ」と言います。(日本人が行きはじめるまでは泥棒も来ないということでしょうか?)スーツケースを外に置いたままポーターさんも離れたりするのですが、郊外のホテルも泥棒にあってから初めて、厳しく厳しく注意するようになります。

話は戻りますが、あとでご主人の両替に付き添った時。
ご主人が洋服の下にしまっていた、首から下げた貴重品袋を出しました。えっ??

「ご主人は貴重品袋をお持ちだったのに、奥様は??」と聞いたところ、ずっとご主人が2人分のパスポートを持っていたそうです。最後の頃に奥様が「もう自分で持つわ」と言って渡したところ、カバンに入れていて盗られてしまった。。

現金は悔しいですが、パスポートさえあれば、ツアーの皆さんと帰国できたんです。
パスポートだけでもご主人にずっと預かってもらってればよかったのに、、と思います。

これを読んだ皆さんは貴重品袋を持っているなら、そこのパスポートを入れて、首から下げて洋服の下にしまうようにしましょう!最後の日まで。




バルセロナの新監督にルイスエンリケ氏

サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナは19日、今季同リーグのセルタを率いたルイスエンリケ氏(44)の新監督就任を発表した。


 契約期間は2年。

 元スペイン代表のルイスエンリケ氏は現役時代、レアル・マドリードを経て1996年にバルセロナへ移籍し、数々のタイトル獲得に貢献した。2008年から3シーズン、バルセロナの2軍監督を務め、2季目に2部昇格を果たした。その後はローマ(イタリア)、セルタで監督を務めた。

 バルセロナは今季、連覇を狙ったリーグ戦で2位に終わり、スペイン国王杯は準優勝。欧州チャンピオンズリーグは7季ぶりに4強を逃し、シーズン終了後にマルティノ監督が辞任した。(時事)

(読売新聞 5月20日より)

コロンブスのサンタマリア号、ハイチ沖で発見か

中米ハイチ沖で見つかった沈没船の残骸が、探検家コロンブスが1492年に米大陸に到達した際に乗っていた船団の旗艦サンタマリア号の可能性が高いと、米国の海洋探検家らが14日、ニューヨークで発表した。

 この探検家はマサチューセッツ州のバリー・クリフォード氏(68)。AP通信などによると、同氏らは2003年、ハイチ北方沖の水深約4・5メートルの浅瀬で、15世紀のものとみられる大砲など沈没船の残骸を発見。コロンブスの日記と突き合わせた結果、「地理的、考古学的なあらゆる証拠が、この船がサンタマリア号の残骸であることを強く示唆している」と結論づけた。

 大砲はその後、何者かに持ち去られたが、船は大半が原形をとどめ、ハイチ政府が許可すれば引き揚げ可能という。サンタマリア号は1492年、ハイチ沖で座礁。コロンブスは船を放棄し、僚船でスペインに戻ったとされる。

 専門家からは「断定するには早すぎる」と慎重意見も出ている。ロイター通信によると、ハイチ当局者も否定的な見方を示した。
(2014年5月15日 読売新聞)
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