サグラダファミリアにの塔にのぼると、内部に落書きがあります。
残念ながら日本人の名前もあります。
(本名じゃない名前にわざと変えたな、、という確信犯もいます)
ペンもありますが、彫ったものも多いです。
どちらも遺産への「破壊行為」です。
グエル公園の柱やベンチに登ったりするのも、同様の破壊行為です。
重い体重がかかるようには作られていないので、壊れる可能性があります。みんながやってるからと言って、やってはいけません。
不思議なことにこういうことをしてる人って、
人がやっているのを見て、やりたくなるんですよね。
博物館で、家具、彫刻、絵など、展示品に触ってはいけない。
当たり前のことだけれど、言わないと分からない人もいます。
作品に敬意があれば、言われなくても、やらないはずだと思いますが、、。
幸いにして、日本人のお客様は、やってはいけないと伝えると、だいたいはやりません。
ただ、日本人でも個人客ではマナーのなっていない人たちがたくさんいますね、、。団体客でも、ガイドやガードマンの注意を聞かない人はごく稀にいます、、、。
今日は新聞に、イタリアで逮捕されたというニュースがありました。
罰金されるから注意しましょう、というわけではありません。
してはいけない行為なので、やめましょう。
ーーー
今週末、ローマで、自分撮りをするために、コロッセオの壁に名前を彫った2人のアメリカ人観光客が現行犯逮捕されました。
イギリスの新聞 The Guardianによると、21歳と25歳のカリフォルニア出身の2人は、ツアーから離れてて、コインでそれぞれのイニシャルを彫り始めました。 8cmほどの大きさのJとNを彫ることに成功し、写真を撮ろうとしました。
2人の行為に気づいたローマ警察が2人を逮捕し、モニュメント破損の容疑で告訴しました。現在は裁判での証言を待っているところです。
3ヶ月前にも別のロシア人の観光客がコロッセオの別の場所に25cmの文字を彫った事件がありました。2万ユーロの罰金を科され、4ヶ月留置場の刑が下りています。
(La Vanguardiaより)