最近、南回りの飛行機が増えてきました。カタール航空、エミレーツなど。
これらの航空会社は機内の評判は悪くありません。
カタール航空も食事もたくさん出てくる、個人モニターもある、サービスも良い、など。
難点は飛行時間が長いことです。
ヨーロッパ乗り換え便と比べると、
何時間も長いです。安さ重視の人はいいですが、長距離飛行時間が嫌な人には向きません。
しかし、現地ガイドとして最近、別の愚痴が出てきました(笑)。免税の手続きの行列です。
カタール航空、エミレーツなどは、15時−16時の飛行機出発のことが多いです。多くの団体ツアーではオープンしてすぐの、12時ー13時に空港へ行きます。
チェックインしてから免税の手続きへ行くのですが、昼間の時間は係員も少なく、長蛇の列です。
私は
前回のツアーでは1時間待ち。
グローバルの係員もびっくりする行列で、今年一番の行列でした。観光シーズンがスタートした!と感じました。冬場はさほど、ではありません。
今日は50分待ちました。
ああ、疲れました。
税関では、免税書類の準備をしていない人たちが多いし、封筒から出すだけでも時間がかかります。ですのでそれをスムーズにいかせるための係員が税関の手前に立っているのですが、今日は
進み具合の遅さに、係員も愚痴、でした。
「今日は2人しかいなくて、1人が新人で、遅いんだよ!!」と私に愚痴ってました。(笑)
その新人君は、ニコニコ談笑しながら、急ぎもせず、パスポートの入国のスタンプを確認し(義務。でも慣れてくると、係員は手抜きになるのでチェッくしなくなります)、聞かれてもいない換金情報を教えてあげたりしてました。(換金情報は、手前の別の係員が教えてくれるのに!あなたはスタンプだけ押せば良いのよ!!と言いたかったです)
ところが、早い方の税関員(警察)が消えてしまい、遅い新人君だけになってしまって、さらに進まない、、。
私達の順番が廻ってくる寸前にようやく、消えていた1人が戻ってきて、さらに、もう1人増えました。3人制になってからは早かったです。私のあたった人は、チェッくゼロでスタンプを押してくれたので、ああ、あなたが早くからここにいれば、と思ってしまいました。(笑)
いやあ、はっきり言って、50分ー1時間、ずーっと立って待っているのは現地ガイドとしてはつらいものがあります。拘束時間オーバーと言いたい(笑)。
そもそも、ガイドの仕事は飛行機の手続きであって,税関は別仕事ではないのか?(笑) ツアーに免税店が含まれていて、そこで作った税関書類だったら理解できますが、フリータイムで買ったお買い物の書類を、お客様が返金してもらう個人的目的のために、おつきあいするのもガイドの仕事なんでしょうか?
・・・と思うと納得しないので,思わないようにして(笑)、あきらめて、お手伝いしていますけれど。お金のことは重要ですからね。
空港によってはスタンプを押してもらうのは手荷物検査を入った空港内にあるのです。そこはガイドが同行できないので、ガイドは免税は手伝いません。(もちろん添乗員がついているので、添乗員が案内します)そういう空港がうらやましいです。(笑)マドリッドは内部にあると聞きましたが、バルセロナは外なのですよね。
ちなみに、添乗員さんは他のお客様と内部に入られるので、手荷物検査通ったところのベンチで、免税のお客様を待ってらっしゃったりします。どのぐらい待っているか分からないので1時間待つのもつらいでしょうが、ベンチに座ってられるだけ、良いです。
今日は2人のとてもユニークなお客様と、中身の濃い話で盛り上がり、いやー、良い話ができましたと皆さんポジティブにおっしゃってましたのが、不幸中の幸いでした。お客様も不機嫌になることはありますからね。
私は最近,昼の時間帯の仕事が多く、週に何度も(!))1時間並んでいると、つらいです。腰も痛くなってきます。もう若くないもので、、(笑)。免税の人がいなければいいな、とこっそり、祈るようになってしまいました。(笑)
・・ということで、昼間に日本へ帰る帰国便を使う方で、免税の手続きがある人は、覚悟していきましょう!!
ちなみに去年までは番号制で、番号をもらってれば、椅子に座ったり、チェックインに行ったりできましたが、廃止されましたので、今は行列に並ばなくてはなりません。
朝早いヨーロッパ乗り換え便の時間帯は、そこまでの行列ではないですね。並んだとしても30分前後、もしくは全然並んでいないわ♩ということも多いです。